特許
J-GLOBAL ID:201703004203870632

サーバ、サービス方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人サクラ国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-227711
公開番号(公開出願番号):特開2017-097102
出願日: 2015年11月20日
公開日(公表日): 2017年06月01日
要約:
【課題】要求により暗号データを用いて一定の計算処理を行い暗号で結果を提供するサーバおよびサービス方法において、復号時のクライアントの処理負担を軽減すること。【解決手段】c1=e1A+pe2、c2=e1P+pe3+mに従い、クライアントの公開鍵(A,P,n,s)で暗号化された、ベクトル形式を有する暗号データc=(c1,c2)を複数記憶保持し、クライアントから、複数の暗号データのうちの2つの暗号データc、c’に対応する2つの平文データm、m’について内積を求めるべき情報がもたらされたときに該情報を受け付け、この情報に基づいて、n行n列の正方行列W1=c1’Tc1、n行l列の行列W2=c1’Tc2+c1Tc2’、およびスカラーξ=c2c2’ Tを算出し、正方行列W1、行列W2、およびスカラーξをクライアントに提供する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
次式: c1=e1A+pe2 c2=e1P+pe3+m c=(c1,c2) ここで、e1、e2は、それぞれ、成分数がnのベクトルで各成分は分散s2の離散ガウス分布からサンプリングした整数。e3は、成分数がlのベクトルで各成分は分散s2の離散ガウス分布からサンプリングした整数。mはベクトル形式を有する平文データで、成分数がlで各成分はpを法として表された整数。 n、s、l、p、A、Pは以下による。 nは正の整数。sは正の実数。lは正の整数。pは正の整数でpとqは互いに素。qは正の整数。Aは、n行n列の正方行列で、各要素は整数の集合(0,...,q-1)から無作為にサンプリングした整数。PはP=pR-ASによる。R、Sは、それぞれ、n行l列の行列で各要素は分散s2の離散ガウス分布からサンプリングした整数。 に従うように、クライアントの公開鍵(A,P,n,s)で暗号化された、ベクトル形式を有する暗号データcを複数記憶保持する手段と、 前記クライアントから、複数の前記暗号データのうちの2つの暗号データc、c’に対応する2つの平文データm、m’について内積を求めるべき情報がもたらされたときに該情報を受け付ける手段と、 前記情報に基づいて、n行n列の正方行列W1=c1’Tc1、n行l列の行列W2=c1’Tc2+c1Tc2’、およびスカラーξ=c2c2’ Tを算出する手段と、 前記正方行列W1、前記行列W2、および前記スカラーξを前記クライアントに提供する手段と を具備するサーバ。
IPC (1件):
G09C 1/00
FI (2件):
G09C1/00 650Z ,  G09C1/00 620Z
Fターム (6件):
5J104AA01 ,  5J104AA18 ,  5J104JA21 ,  5J104NA02 ,  5J104NA37 ,  5J104PA07
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • セキュリティアップデータブル準同型暗号を用いた秘匿データの線形回帰計算

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