特許
J-GLOBAL ID:201703004366061600
偏波解析装置、及び偏波解析方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
伊東 忠重
, 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-124617
公開番号(公開出願番号):特開2017-009418
出願日: 2015年06月22日
公開日(公表日): 2017年01月12日
要約:
【課題】 計測可能な電磁波の周波数帯域を広げ、偏波の状態を簡単かつ高精度に検出する。【解決手段】 z-カットの六方晶、z-カットの三方晶、または(111)面の閃亜鉛鉱型結晶を角速度ωで回転し、前記回転する結晶にプローブ光と楕円偏光した電磁波を同期して入射し、結晶を透過したプローブ光を検出して、S(τ)=f(Ω)[A'1(Ω)cos(θ(Ω)-3φ)+iB'1(Ω)sin(θ(Ω)-3φ)]exp(-iΩτ)に基づいて周波数解析することで前記電磁波の楕円率と旋光角を求める。ここで、Ωは前記電磁波の角周波数、A'1は電磁波の電場ベクトルの軌跡を表わす楕円の長軸方向の長さ、B'1は前記楕円の短軸方向の長さ、θは前記プローブ光の偏光方向に対する前記長軸方向の角度、φは前記プローブ光の偏光方向に対する前記非線形光学結晶のa軸の角度、τは前記プローブ光と前記電磁波の相対遅延、f(Ω)は前記非線形光学結晶の複素屈折率の関数である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電気光学効果を有する非線形光学結晶を角速度ωで回転させる回転機構と、
回転する前記非線形光学結晶に楕円偏光した電磁波を導く第1光学系と、
前記電磁波の前記非線形光学結晶への入射と同期して、プローブ光を前記非線形光学結晶に入射する第2光学系と、
前記非線形光学結晶を透過したプローブ光を検出信号として検出する検出器と、
前記検出信号を、
S(τ)=f(Ω)[A'1(Ω)cos(θ(Ω)-3φ)
+iB'1(Ω)sin(θ(Ω)-3φ)]exp(-iΩτ)
の解析式で解析して、前記電磁波の楕円率と旋光角を求める解析部、
とを有し、
前記解析式中のΩは前記電磁波の角周波数、A'1は前記電磁波の電場ベクトルの軌跡を表わす楕円の長軸方向の長さ、B'1は前記楕円の短軸方向の長さ、θは前記プローブ光の偏光方向に対する前記長軸方向の角度、φは前記プローブ光の偏光方向に対する前記非線形光学結晶のa軸の角度、τは前記プローブ光と前記電磁波の相対遅延、f(Ω)は前記非線形光学結晶の複素屈折率の関数であり、
前記非線形光学結晶は、z-カットの六方晶、z-カットの三方晶、または(111)面の閃亜鉛鉱型結晶であることを特徴とする偏波解析装置。
IPC (3件):
G01N 21/21
, G01N 21/19
, G01N 21/358
FI (3件):
G01N21/21 Z
, G01N21/19
, G01N21/3586
Fターム (15件):
2G059AA02
, 2G059AA05
, 2G059AA06
, 2G059BB08
, 2G059BB12
, 2G059CC16
, 2G059EE05
, 2G059GG10
, 2G059HH01
, 2G059JJ14
, 2G059JJ18
, 2G059JJ19
, 2G059JJ20
, 2G059KK10
, 2G059MM01
引用特許:
審査官引用 (1件)
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画像処理装置及び方法
公報種別:公表公報
出願番号:特願2003-527406
出願人:テラビューリミテッド
引用文献:
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