特許
J-GLOBAL ID:201703004598180737

結合自由エネルギーの算出方法、及び結合自由エネルギーの算出装置、プログラム、並びに化合物のスクリーニング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣田 浩一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-060097
公開番号(公開出願番号):特開2014-186468
特許番号:特許第6186785号
出願日: 2013年03月22日
公開日(公表日): 2014年10月02日
請求項(抜粋):
【請求項1】 溶媒中における化合物とタンパク質との結合自由エネルギーの算出方法であって、 前記溶媒と前記化合物との溶媒和エネルギー(ΔG1)を分子動力学計算プログラムを用いて算出する第1の工程と、 前記化合物及び前記タンパク質が結合した結合状態(λ=0)と、非結合である非結合状態(λ=1)との間のエネルギー変化(ΔG2)を分子動力学計算プログラムを用いて算出する第2の工程とを含み、 前記第2の工程が、 前記結合状態(λ=0)の前記化合物及び前記タンパク質の距離に基づいて、構造サンプリングをする距離(Dth)を決定する処理と、 前記結合状態(λ=0)と前記非結合状態(λ=1)との間の状態であって、前記化合物と前記タンパク質との距離が前記距離(Dth)以下の距離である状態が存在する状態(λ=λm)について、前記距離(Dth)以下の距離の前記化合物と前記タンパク質との結合エネルギー変化(ΔG21)を算出する処理と、 前記非結合状態(λ=1)及び前記非結合状態(λ=1)と同一視できる状態(λ=λn)について、前記タンパク質の影響を無視して、前記溶媒と前記化合物との溶媒和エネルギー変化(ΔG23)を算出する処理と、 前記状態(λ=λm)と前記状態(λ=λn)との間の状態について、前記状態(λ=λm)及び前記状態(λ=λn)から補間して、前記化合物と前記タンパク質との結合エネルギー変化(ΔG22)を算出する処理と、 前記距離(Dth)から計算される空間の体積に基づいて、標準状態に対する補正項(ΔG24)を算出する処理とを含むことを特徴とする結合自由エネルギーの算出方法。
IPC (2件):
G06F 19/16 ( 201 1.01) ,  C40B 30/02 ( 200 6.01)
FI (2件):
G06F 19/16 ,  C40B 30/02
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
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