特許
J-GLOBAL ID:201703005093197658

放射性セシウムで汚染された廃棄物の処理方法及び処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中井 潤
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-061065
公開番号(公開出願番号):特開2017-173192
出願日: 2016年03月25日
公開日(公表日): 2017年09月28日
要約:
【課題】放射性セシウムで汚染された廃棄物から効率よく放射性セシウムを除去しながら安定して建築資材等を得られる廃棄物の処理方法を提供する。【解決手段】放射性セシウムで汚染された廃棄物Wと、酸化カルシウム源又は/及び酸化マグネシウム源と、塩素源とを調合する調合装置2と、調合装置からの調合物Mを加熱して廃棄物中の放射性セシウムを揮発させる加熱炉11と、加熱炉の排ガスGを冷却して揮発した放射性セシウムを回収する回収装置(冷却塔21〜第1集塵機23)と、加熱炉から排出された焼成物B2を冷却する冷却装置14と、加熱炉から排出された直後の焼成物B1の放射性セシウム濃度を測定する測定装置12と、放射性セシウム濃度の測定値が所定の値以下の場合に焼成物を冷却装置に供給するルートと、前記測定値が所定の値を超える場合に焼成物を調合装置を介して加熱炉に戻すルートとに切り替える切替装置13とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
放射性セシウムで汚染された廃棄物と、酸化カルシウム源又は/及び酸化マグネシウム源と、塩素源とを調合し、 調合物を加熱炉で加熱して前記廃棄物中の放射性セシウムを揮発させ、 前記調合物の加熱により生じたガスを冷却して前記揮発した放射性セシウムを回収し、 前記加熱炉から排出された直後の焼成物の放射性セシウム濃度を測定し、 該放射性セシウム濃度の測定値が所定の値以下の場合に、前記加熱炉から排出された直後の焼成物を冷却し、該放射性セシウム濃度の測定値が所定の値を超える場合に、前記加熱炉から排出された直後の焼成物を前記調合物と共に前記加熱炉で再度加熱することを特徴とする放射性セシウムで汚染された廃棄物の処理方法。
IPC (2件):
G21F 9/32 ,  G21F 9/28
FI (4件):
G21F9/32 H ,  G21F9/32 Z ,  G21F9/32 C ,  G21F9/28 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
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