特許
J-GLOBAL ID:201403035041580538
放射性セシウムの除去方法、及び、焼成物の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
衡田 直行
, 北村 周彦
, 村地 俊弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-257167
公開番号(公開出願番号):特開2014-106017
出願日: 2012年11月26日
公開日(公表日): 2014年06月09日
要約:
【課題】放射性セシウムで汚染された廃棄物から、放射性セシウムを、容易にかつ効率的に除去することができる方法を提供する。【解決手段】放射性セシウムで汚染された廃棄物、CaO源及び/又はMgO源、塩化物、並びに、P2O5源及び/又はNa2O源を1250〜1450°Cで加熱して、上記廃棄物中の放射性セシウムを揮発させる加熱工程を含む放射性セシウムの除去方法であって、上記加熱工程において、CaO、MgO、及びSiO2の各々の質量が、(CaO+1.39×MgO)/SiO2=1.4〜3.0を満たし、塩素と、セシウム及びカリウムとのモル比(Cl/(Cs+K))が0.6〜2.0を満たし、かつ、加熱工程後に得られる焼成物100質量%中の割合として、P2O5の割合が0.3質量%以上、又はNa2Oの割合が1.0質量%以上であり、かつ、Na2Oの割合が5.0質量%以下となるように定める放射性セシウムの除去方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
放射性セシウムで汚染された廃棄物、CaO源及び/又はMgO源、塩化物、並びに、P2O5源及び/又はNa2O源を1250〜1450°Cで加熱して、上記廃棄物中の放射性セシウムを揮発させる加熱工程を含む放射性セシウムの除去方法であって、
上記加熱工程において、CaO、MgO、及びSiO2の各々の質量が、下記式(1)を満たし、塩素と、セシウム及びカリウムとのモル比(Cl/(Cs+K))が0.6〜2.0を満たすように、上記廃棄物、CaO源及びMgO源、塩化物の各々の種類及び配合割合を定め、かつ、加熱工程後に得られる焼成物100質量%中の割合として、P2O5の割合が0.3質量%以上、又はNa2Oの割合が1.0質量%以上であり、かつ、Na2Oの割合が5.0質量%以下となるように、上記P2O5源及びNa2O源の各々の種類及び配合割合を定めることを特徴とする放射性セシウムの除去方法。
((CaO+1.39×MgO)/SiO2)=1.4〜3.0 ・・・(1)
(式中、CaO、MgO、SiO2は、各々、カルシウムの酸化物換算の質量、マグネシウムの酸化物換算の質量、珪素の酸化物換算の質量を表す。)
IPC (2件):
FI (3件):
G21F9/32 Z
, G21F9/28 521A
, G21F9/28 Z
引用特許:
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