特許
J-GLOBAL ID:201703005245205996

振動試験装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 瀧野 文雄 ,  瀧野 秀雄 ,  川崎 隆夫 ,  津田 俊明 ,  鳥野 正司 ,  福田 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-162741
公開番号(公開出願番号):特開2016-218080
出願日: 2016年08月23日
公開日(公表日): 2016年12月22日
要約:
【課題】伸長方向と圧縮方向とで剛性の異なる特性を有する被試験体に対して振動を加えたときに生じる恐れのある振動の偏りを抑制することができる振動試験装置を提供する。【解決手段】アクチュエータ15への指令信号Cに対する荷重振動の平均値が取りうる期待値の範囲を取得して、荷重振動が安定する前の過渡状態において、ロードセル16によって計測した荷重値信号Lの平均値がその期待値の範囲に含まれるとき、直前の指令信号からの振幅値の増加量が、直前の指令信号からの平均値の変化量の2倍超となるように指令信号Cを生成し、かつ、荷重値信号Lの平均値がその期待値の範囲に含まれないとき、直前の指令信号からの振幅値の増加量が、直前の指令信号からの平均値の変化量の2倍以下となるように指令信号Cを生成する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被試験体に対して指令信号に示される振幅値及び平均値に応じた振動を与える振動手段と、前記被試験体に加えられた荷重値を計測する荷重値計測手段と、前記荷重値計測手段によって計測された前記荷重値に示される荷重振動の振幅値及び平均値を取得する荷重振動取得手段と、前記荷重振動の振幅値及び平均値が所定の目標振幅値及び目標平均値に近づくように、前記荷重振動の振幅値及び平均値をフィードバックして前記指令信号を生成する指令信号生成手段と、を有する振動試験装置において、 前記指令信号に対する前記荷重振動の平均値が取りうる期待値の範囲を取得する期待値範囲取得手段をさらに有し、 前記指令信号生成手段が、前記荷重振動が安定する前の過渡状態において、前記荷重振動の平均値が前記期待値の範囲に含まれるとき、直前の前記指令信号に対して荷重振動の振幅値及び平均値が所定の目標値に近づくようにフィードバック制御して前記指令信号を生成し、かつ、前記荷重振動の平均値が前記期待値の範囲に含まれないとき、直前の前記指令信号からの振幅値の増加量が、直前の前記指令信号からの平均値の変化量の2倍以下となるように前記指令信号を生成する構成とされている ことを特徴とする振動試験装置。
IPC (1件):
G01M 7/02
FI (1件):
G01M7/00 B
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 振動試験機の振動制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-202951   出願人:株式会社鷺宮製作所
  • 材料試験機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-218553   出願人:日本たばこ産業株式会社
  • 材料試験機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-012056   出願人:株式会社島津製作所
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