特許
J-GLOBAL ID:201703005294715282

揺動ダンパー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 須藤 雄一 ,  須藤 大輔
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-104690
公開番号(公開出願番号):特開2014-224582
特許番号:特許第6173033号
出願日: 2013年05月17日
公開日(公表日): 2014年12月04日
請求項(抜粋):
【請求項1】 円筒内面形状の作動室に仕切凸条部が径方向内側に突設され粘性を有する作動液体を封入したケースと、 前記作動室に同芯状で相対回転可能に備えられ前記仕切凸条部に内接する軸部及びこの軸部から径方向外側に突出し軸方向に沿った形状で回転方向の一側に閉止面を有する駆動凸条部を備えた回転体と、 前記回転体の駆動凸条部と前記作動室の内面との間に配置され径方向での外面が前記作動室の内周面に対する摺接面であり前記駆動凸条部に前記回転方向に遊嵌する凹状内面を有する弁体部とを備え、 前記駆動凸条部は、閉止面を有する閉止壁部と一対の係合凸部と一対の係合面とを備え、 前記閉止面は、前記閉止壁部の回転方向の一側に備えられ、 前記一対の係合凸部は、前記弁体部の前記回転方向への遊嵌を行なわせるために前記閉止壁部の軸方向両側で相互に対向するように突設され、 前記係合面は、前記閉止壁部の軸方向両側で軸方向外向きに備えられ、 前記弁体部は、回転方向及び軸方向に対称形状に形成され、 前記弁体部は、前記回転方向の両側に壁部を有してこの両壁部に径方向での内縁から径方向外側方向へ切れ込むような凹部を両壁部の軸方向の中間部にそれぞれ形成して回転方向及び軸方向に一対の被駆動係合部と一対の位置決め係合部とを凹部の軸方向両側に形成すると共に、前記壁部の一方に前記閉止面に当接する内側面を形成し、他方に対称の内側面を形成し、 前記一対の被駆動係合部は、前記凹部に対する軸方向両側で回転方向に相互に対向すると共に前記一対の位置決め係合部は前記凹部に対する軸方向で相互に対向し、 前記弁体部の一対の被駆動係合部が前記凹部の軸方向両側で前記係合凸部に回転方向に遊嵌して前記一対の位置決め係合部が前記係合面に軸方向に対向し、 前記回転体が作動室の一方へ回転すると前記弁体部が前記作動液体の圧力を受けることで前記駆動凸条部に対し相対回転して前記一方の内側面が前記閉止面に当接し前記回転体と弁体部との間の前記作動液体の流通を阻止するか流通に抵抗を付与し、前記回転体が作動室の他方へ回転すると前記相対回転が戻り前記閉止面に対し前記弁体部が離間して前記弁体部の両壁部の凹部と前記閉止壁部との間で前記駆動凸条部と前記弁体部との間に隙間を形成し前記作動液体の流通を許容する、 ことを特徴とする揺動ダンパー装置。
IPC (1件):
F16F 9/14 ( 200 6.01)
FI (1件):
F16F 9/14 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ダンパー装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-210038   出願人:日本電産サンキョー株式会社

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