特許
J-GLOBAL ID:201703005518541927
エンコーダ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
折坂 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-103428
公開番号(公開出願番号):特開2017-211233
出願日: 2016年05月24日
公開日(公表日): 2017年11月30日
要約:
【課題】高速移動時においても測定値の信頼性を向上させることができるエンコーダの提供。【解決手段】エンコーダ1は、互いに目盛の配列ピッチが異なる2つのインクリメンタルパターンからそれぞれの電気信号を読み取る読取手段2と、電気信号に基づいて測定値を演算する制御手段3と、測定値を出力する出力手段4と、を備えている。制御手段3は、2つの電気信号を合成して合成絶対位置を生成する絶対位置合成部5と、2つの電気信号から2つの相対位置を検出する検出部6と、相対位置と合成絶対位置とを演算して演算絶対位置を算出する位置演算部7と、演算絶対位置と合成絶対位置とを比較する絶対位置比較部8と、2つの相対位置を相互に比較する相対位置比較部9と、備えている。出力手段4は、制御手段3から出力された比較結果に基づいてエラー情報を出力する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
互いに目盛の配列ピッチが異なる複数のインクリメンタルパターンを読み取り演算することで測定値を出力するエンコーダであって、
前記複数のインクリメンタルパターンに対して相対移動して該複数のインクリメンタルパターンをそれぞれ電気信号として読み取る読取手段と、前記電気信号に基づいて前記測定値を演算する制御手段と、前記制御手段で演算された前記測定値を出力する出力手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記読取手段で読み取った複数の電気信号を合成して合成絶対位置を生成する絶対位置合成部と、
前記読取手段で読み取った複数の電気信号のそれぞれから複数の相対位置を検出する検出部と、
前記複数の相対位置のうち、少なくともいずれか1つの相対位置と、
前記合成絶対位置とを演算して演算絶対位置を算出する位置演算部と、
前記演算絶対位置と前記合成絶対位置とを比較する絶対位置比較部と、
前記検出部で検出した前記複数の相対位置を相互に比較する相対位置比較部と、を備え、
前記出力手段は、
前記演算絶対位置に基づいて測定値を出力する測定値出力部と、
前記絶対位置比較部における比較結果に基づいてエラー情報を出力する第1エラー出力部と、
前記相対位置比較部における比較結果に基づいてエラー情報を出力する第2エラー出力部と、を備えることを特徴とするエンコーダ。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (8件):
2F077AA04
, 2F077AA33
, 2F077CC07
, 2F077NN14
, 2F077NN16
, 2F077NN27
, 2F077PP07
, 2F077TT81
引用特許:
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