特許
J-GLOBAL ID:201703005859569595

光電式エンコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 米田 耕一郎 ,  鈴木 征四郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-062643
公開番号(公開出願番号):特開2017-173271
出願日: 2016年03月25日
公開日(公表日): 2017年09月28日
要約:
【課題】反射型光電式エンコーダと透過型光電式エンコーダとでスケールと電装回路(演算部)とを共通化し、部品点数の削減およびコストダウンを図る。【解決手段】スケールには、擬似ランダム符号系列に従った2準位符号パターンが測長方向に沿って設けられている。2準位符号パターンの一つの符号を、符号"1"または符号"0"とし、一つの符号を表わす2ビットの一つのビットを、LまたはHとする。符号"1"は、LとHとの組み合わせであるAパターンで表わされ、符号"0"は、LとLとの組み合わせであるBパターンと、HとHとの組み合わせであるCパターンと、で表わされ、さらに、符号"0"が連続する場合には、BパターンとCパターンとが交互に使用されている。反射型エンコーダと透過型エンコーダでスケールは共通に使用される。検出ヘッド部には、スケールの検出イメージを必要に応じて反転処理する反転処理部412が内蔵されている。【選択図】図8
請求項(抜粋):
疑似ランダム符号系列に従った2準位符号パターンが測長方向に沿って設けられたスケールと、 前記スケールに沿って相対的に移動可能に設けられ、前記スケール上の擬似ランダム符号系列に基づいてスケール上の絶対位置を検出する検出ヘッド部と、を備えた光電式エンコーダであって、 前記2準位符号パターンの一つの符号は2ビットの組み合わせで構成されているとともに2準位符号を表現するのに3種類以上のビット組合せパターンが使用されており、 前記2準位符号パターンの一つの符号を、符号"1"または符号"0"とし、一つの符号を表わす2ビットの一つのビットをLまたはHとするとき、 前記スケールには、前記Lに相当する位置に光反射部および光透過部のいずれか一方が配置され、前記Hに相当する位置に光反射部および光透過部のいずれか他方が配置され、 前記検出ヘッド部は、 前記スケールに光を照射する光源と、 前記スケールからの反射光または透過光によって形成される明暗の検出イメージを取得するイメージ取得部と、 前記検出イメージを反転処理する反転処理部と、 前記検出イメージのビットデータに対して疑似ランダム符号系列に基づく相関演算を実行して相関のピークから前記スケール上の絶対位置を求める相関演算部と、を有する ことを特徴とする光電式エンコーダ。
IPC (1件):
G01D 5/347
FI (1件):
G01D5/347 110L
Fターム (13件):
2F103BA45 ,  2F103CA01 ,  2F103CA02 ,  2F103CA03 ,  2F103CA06 ,  2F103DA06 ,  2F103EB01 ,  2F103EB12 ,  2F103EB16 ,  2F103EB32 ,  2F103EB33 ,  2F103EC01 ,  2F103ED07
引用特許:
審査官引用 (4件)
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