特許
J-GLOBAL ID:201703006090626759

量子ゲート装置および量子計算方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  中村 幸雄 ,  義村 宗洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-002172
公開番号(公開出願番号):特開2017-123078
出願日: 2016年01月08日
公開日(公表日): 2017年07月13日
要約:
【課題】シンプルな操作によって1つの原子を介した制御位相ゲートを実現する。【解決手段】基底状態cにある原子に、第1量子状態と第2量子状態との重ね合わせ状態にある第1光子を入射する。これにより、原子を基底状態cから励起状態bに遷移させてから基底状態aに遷移させた第5量子状態と、基底状態cから励起状態dに遷移させてから基底状態eに遷移させた第6量子状態と、の重ね合わせ状態にする。この第5量子状態と第6量子状態との重ね合わせ状態の原子に、第3量子状態と第4量子状態との重ね合わせ状態にある第2光子を入射する。これにより、原子を第5量子状態と、基底状態eから励起状態fに遷移させてから基底状態eに遷移させた第7量子状態と、の重ね合わせ状態とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも6準位系を持つ原子と、 第1量子状態と第2量子状態との重ね合わせ状態にある第1光子と、 第3量子状態と第4量子状態との重ね合わせ状態にある第2光子と、 前記第1光子を前記原子に入射させる第1操作部と、 前記第2光子を前記原子に入射させる第2操作部と、を有し、 前記6準位系は、3つの基底状態a,c,eと3つの励起状態b,d,fとからなり、 前記第1操作部は、前記基底状態cにある前記原子に前記第1光子を入射し、前記原子を前記基底状態cから前記励起状態bに遷移させてから前記基底状態aに遷移させた第5量子状態と、前記基底状態cから前記励起状態dに遷移させてから前記基底状態eに遷移させた第6量子状態と、の重ね合わせ状態とし、 前記第2操作部は、前記第5量子状態と前記第6量子状態との重ね合わせ状態の前記原子に前記第2光子を入射し、前記原子を前記第5量子状態と、前記基底状態eから前記励起状態fに遷移させてから前記基底状態eに遷移させた第7量子状態と、の重ね合わせ状態とする、量子ゲート装置。
IPC (2件):
G06N 99/00 ,  G02F 3/00
FI (2件):
G06N99/00 120 ,  G02F3/00
Fターム (13件):
2K102BA31 ,  2K102BB05 ,  2K102BB10 ,  2K102BC01 ,  2K102BD03 ,  2K102DA02 ,  2K102DA13 ,  2K102DB01 ,  2K102DD03 ,  2K102DD10 ,  2K102EA21 ,  2K102EB10 ,  2K102EB20
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • トンネル内壁補修機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-275219   出願人:日本鉱機株式会社
  • 特開昭64-017998
  • 溝切削装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2014-125153   出願人:株式会社ピーエス三菱

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