特許
J-GLOBAL ID:201703006290690966
交流電動機の制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-079703
公開番号(公開出願番号):特開2017-192202
出願日: 2016年04月12日
公開日(公表日): 2017年10月19日
要約:
【課題】フィルタによるサンプリングにおいて1次電流を高精度に検出する交流電動機の制御装置を提供する。【解決手段】インバータ制御部のスペクトル演算部401は、MG80に流れる相電流のスペクトルを検出する。「フィルタ」としての1次電流演算部51は、電気1周期を「分割数N(Nは2以上の整数)」で分割したサンプリング間隔で相電流Iv、Iwをサンプリングし、サンプリングした相電流値に基づいて、相電流の1次成分を抽出する。分割数選択部53は、「相電流の1次成分に重畳した特定次数の高次成分を分割数Nでサンプリングした値」が「相電流の1次成分を分割数Nでサンプリングした値」に一致することを避けるように、スペクトル演算部401が検出した相電流のスペクトルに基づいて、分割数Nを設定する。これにより、特定次数の高次成分が誤って1次成分として認識されることを防止し、1次電流の検出精度を向上させることができる。【選択図】図9
請求項(抜粋):
複数のスイッチング素子(21-26)の動作により直流電力を交流電力に変換し、交流電動機(80)に供給するインバータ(20)と、
フィードバックされた相電流に基づいて前記インバータを操作し、前記交流電動機の通電を制御するインバータ制御部(30)と、
を備え、
前記インバータ制御部は、
前記交流電動機に流れる相電流のスペクトルを検出又は推定するスペクトル演算部(401、403、404)と、
電気1周期を分割数N(Nは2以上の整数)で分割したサンプリング間隔で相電流をサンプリングし、サンプリングした相電流値に基づいて、相電流の1次成分を抽出するフィルタ(51)と、
相電流の1次成分に重畳した特定次数の高次成分を前記分割数でサンプリングした値が相電流の1次成分を前記分割数でサンプリングした値に一致することを避けるように、前記スペクトル演算部が検出又は推定した相電流のスペクトルに基づいて、前記分割数を設定する分割数選択部(53、54)と、
を有する交流電動機の制御装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (10件):
5H770BA02
, 5H770DA03
, 5H770DA41
, 5H770EA01
, 5H770GA17
, 5H770GA19
, 5H770HA02Y
, 5H770HA03W
, 5H770HA05Z
, 5H770HA07Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
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回転電機制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2011-201002
出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
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交流電動機の制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-050474
出願人:株式会社デンソー
審査官引用 (2件)
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回転電機制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2011-201002
出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社
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交流電動機の制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-050474
出願人:株式会社デンソー
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