特許
J-GLOBAL ID:201703006299857170

リチウムイオン電池スクラップからの鉄及びアルミニウムの除去方法及び、有価金属の回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): アクシス国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-158399
公開番号(公開出願番号):特開2017-036478
出願日: 2015年08月10日
公開日(公表日): 2017年02月16日
要約:
【課題】リチウムイオン電池スクラップを浸出して得られる浸出後液から、他の金属の共沈を有効に抑制できる鉄及びアルミニウムの除去方法及び有価金属の回収方法の提供。【解決手段】コバルト及び/又はニッケルと鉄及びアルミニウムとを含むリチウムイオン電池スクラップから鉄及びアルミニウムを除去する方法で、前記リチウムイオン電池スクラップを酸浸出して浸出後液を得る浸出工程と、コバルト成分及び/又はニッケル成分が酸化されない還元雰囲気を維持しつつ該浸出後液のpHを4.0〜6.0に調整し該浸出後液中のアルミニウム成分の一部を沈殿させ固液分離により除去する第一除去工程と、前記第一除去工程で得られる分離後液に酸化剤を添加して該分離後液中の鉄成分及び残りのアルミニウム成分を沈殿させ、該沈殿終了時の前記分離後液のpHを4.0〜6.0に調整し、固液分離により除去する第二除去工程とを含む鉄及びアルミニウムの除去方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
コバルト及び/又はニッケルと、鉄及びアルミニウムとを含むリチウムイオン電池スクラップから、鉄及びアルミニウムを除去する方法であって、 前記リチウムイオン電池スクラップを酸浸出して、リチウムイオン電池スクラップの浸出後液を得る浸出工程と、前記浸出後液中のコバルト成分及び/又はニッケル成分が酸化されない還元雰囲気を維持しつつ、該浸出後液のpHを4.0〜6.0に調整することにより、該浸出後液中のアルミニウム成分の一部を沈殿させるとともに、固液分離により分離して除去する第一除去工程と、前記第一除去工程で得られる分離後液に酸化剤を添加して、該分離後液中の鉄成分及び残りのアルミニウム成分を沈殿させ、該沈殿終了時の前記分離後液のpHを4.0〜6.0に調整するとともに、固液分離により分離して除去する第二除去工程とを含む、リチウムイオン電池スクラップからの鉄及びアルミニウムの除去方法。
IPC (6件):
C22B 23/00 ,  C22B 3/22 ,  C22B 3/44 ,  C22B 7/00 ,  H01M 10/54 ,  B09B 3/00
FI (6件):
C22B23/00 102 ,  C22B3/22 ,  C22B3/44 101A ,  C22B7/00 C ,  H01M10/54 ,  B09B3/00 304Z
Fターム (25件):
4D004AA23 ,  4D004BA05 ,  4D004CA12 ,  4D004CA35 ,  4D004CA40 ,  4D004CC12 ,  4K001AA02 ,  4K001AA07 ,  4K001AA10 ,  4K001AA19 ,  4K001AA34 ,  4K001BA22 ,  4K001CA01 ,  4K001CA02 ,  4K001DB03 ,  4K001DB21 ,  4K001DB23 ,  4K001DB36 ,  4K001JA03 ,  4K001JA05 ,  4K001JA10 ,  5H031HH01 ,  5H031HH03 ,  5H031HH06 ,  5H031RR02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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