特許
J-GLOBAL ID:201703006543140844

レーザ顕微鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大山 健次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-059994
公開番号(公開出願番号):特開2017-173592
出願日: 2016年03月24日
公開日(公表日): 2017年09月28日
要約:
【課題】完全コンフォーカル画像を撮像するレーザ顕微鏡を実現する。【解決手段】本発明のレーザ顕微鏡では、照明系は、レーザ光源(1)と、音響光学素子(3)と、回折格子(10)とを有し、主走査方向にマルチビームスキャンを行う。検出系は、主走査方向と対応する方向に配列した複数の受光素子を有するラインセンサ(22)を有し、ラインセンサ上にN画素の間隔で複数のスポット像を形成する。主走査方向に1回スキャンする期間中に、ラインセンサからN回読み出す。この結果、ラインセンサの各受光素子はスポット像により順次間欠的に照明されるので、副走査方向及び主走査方向にコンフォーカルな画像を撮像することができる。さらに、i番目の画素の信号強度について、隣接する(i-1)及び(i+1)番目の画素の信号強度を用いて修正することにより、コントラストが一層増強された完全コンフォーカル画像を撮像することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
照明ビームを発生するレーザ光源と、 レーザ光源から出射した照明ビームを主走査方向に周期的にスキャンする第1のビーム偏向手段と、 前記照明ビームを主走査方向と直交する副走査方向に偏向する第2のビーム偏向手段と、 前記照明ビームを試料に向けて投射し、試料上に光スポットを形成する対物レンズと、 前記主走査方向と対応する方向にそってライン状に配列された複数の受光素子を有するラインセンサと、 前記試料上の光スポットから出射し対物レンズにより集光された反射光を前記ラインセンサ上に結像し、ラインセンサ上にスポット像を形成する結像光学系と、 前記ラインセンサから読み出された画像信号を用いて2次元画像を形成する信号処理装置とを具え、 Nを2以上の自然数とした場合に、前記第1のビーム偏向手段のスキャンにより、スポット像はN個の受光素子をスキャンし、 前記音響光学素子が1回スキャンする間に、ラインセンサの各受光素子の電荷をN回読み出すことを特徴とするレーザ顕微鏡。
IPC (2件):
G02B 21/06 ,  G02B 21/36
FI (2件):
G02B21/06 ,  G02B21/36
Fターム (7件):
2H052AA08 ,  2H052AC15 ,  2H052AC18 ,  2H052AC27 ,  2H052AC34 ,  2H052AF14 ,  2H052AF25
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る