特許
J-GLOBAL ID:201703006671049434

検体センサおよび検体センシング方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-216254
公開番号(公開出願番号):特開2017-021059
出願日: 2016年11月04日
公開日(公表日): 2017年01月26日
要約:
【課題】 小型で消費電流の低い検体センサおよび検体センシング方法を提供する。 【解決手段】 検体検出部111の質量変化に応じた検出信号を出力する検出素子110と、リファレンス検出部121の質量に応じたリファレンス信号を出力するリファレンス素子120と、から得た検出信号およびリファレンス信号からヘテロダイン方式で位相変化値を求め、標的の検出量を算出する検体センサである。検出信号とリファレンス信号とのうち一方を2つの同じ位相である第1信号及び第2信号に分岐し、他方を第1信号と同じ位相の第3信号と異なる位相の第4信号とに分岐し、第1信号と第3信号の組み合わせ、第2信号と第4信号の組み合わせのそれぞれに対してヘテロダイン方式で位相変化値を求め、感度のよい側を選択することで、高精度の検体センサを提供することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
検体が備える標的の吸着または該標的との反応に応じて質量が単調変化する検体検出部を有し、該検体検出部の質量変化に応じた交流信号である検出信号を出力する検出素子と、 前記標的を吸着または該標的と反応しないリファレンス検出部を有し、前記検出信号に対する交流信号であるリファレンス信号を出力するリファレンス素子と、 前記検出信号及び前記リファレンス信号のうち一方の信号を、2つの同じ位相の第1信号と第2信号とに分岐し、他方の信号を、前記第1信号の位相と同じ第3信号と、前記第1信号と位相をずらした(180°を除く)第4信号とに分岐する分岐部と、 前記第1信号と前記第3信号とからヘテロダイン方式によって第1計測信号を得る第1計算部と、 前記第2信号と前記第4信号とからヘテロダイン方式によって第2計測信号を得る第2計算部と、 前記第1計測信号から2つの第1位相変化候補値を算出し、前記第2計測信号から2つの第2位相変化候補値を算出し、前記2つの第1位相変化候補値と前記2つの第2位相変化候補値とのうち最もが値が近い組み合わせを成すものを第1位相変化値および第2位相変化値とする計測部と、 前記第1計測信号と前記第2計測信号との軌跡の2つの交点の強度を予め求め、前記第1計測信号と前記第2計測信号とのうち、前記2つの交点の強度の間に位置するものを計測信号として選択し、前記第1位相変化値と前記第2位相変化値とのうち前記計測信号に対応するものを位相変化値として選択する選択部と、 前記位相変化値から前記検体の検出量を算出する検出量算出部と、 を有する検体センサ。
IPC (3件):
G01N 29/02 ,  G01N 29/024 ,  G01N 29/44
FI (3件):
G01N29/02 501 ,  G01N29/024 ,  G01N29/44
Fターム (8件):
2G047AA01 ,  2G047AD16 ,  2G047AD19 ,  2G047BC02 ,  2G047BC15 ,  2G047CB03 ,  2G047EA14 ,  2G047GA02
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (5件)
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