特許
J-GLOBAL ID:201703006782216020
固体電解コンデンサおよびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
吉田 稔
, 臼井 尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-052308
公開番号(公開出願番号):特開2017-168621
出願日: 2016年03月16日
公開日(公表日): 2017年09月21日
要約:
【課題】 小型化を図りつつ、溶接による陽極ワイヤの接合に伴う熱影響に起因した、コンデンサ素子の漏れ電流の増加を抑制することが可能な固体電解コンデンサおよびその製造方法を提供すること。【解決手段】 弁作用金属からなり、かつ陽極を構成する多孔質焼結体21と、一部が多孔質焼結体21に挿入された陽極ワイヤ22とを備えるコンデンサ素子Bと、コンデンサ素子Bを支持する陽極支持部31と、陽極支持部31からコンデンサ素子Bの厚さ方向Zに起立し、かつ陽極ワイヤ22が配置される陽極起立部32と、を含む陽極端子3と、コンデンサ素子Bを覆う封止樹脂5と、を備え、陽極ワイヤ22、陽極支持部31および陽極起立部32のそれぞれ一部ずつが封止樹脂5から露出し、封止樹脂5から露出する陽極ワイヤ22および陽極起立部32の部分に接して形成された導電性を有する陽極端子被覆層61を備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
弁作用金属からなり、かつ陽極を構成する多孔質焼結体と、一部が前記多孔質焼結体に挿入された陽極ワイヤと、前記多孔質焼結体を覆う誘電体層と、前記誘電体層を覆い、かつ陰極を構成する陰極部と、を備えるコンデンサ素子と、
前記コンデンサ素子を支持する陽極支持部と、前記陽極支持部から前記コンデンサ素子の厚さ方向に起立し、かつ前記陽極ワイヤが配置される陽極起立部と、を含む陽極端子と、
前記コンデンサ素子を支持する陰極支持部を含む陰極端子と、
前記コンデンサ素子を覆う封止樹脂と、を備える固体電解コンデンサであって、
前記陽極端子および前記陰極端子は、ともに単一の導電性基材からなり、
前記陽極ワイヤ、前記陽極支持部、前記陽極起立部および前記陰極支持部のそれぞれ一部ずつが、前記封止樹脂から露出し、
前記封止樹脂から露出する前記陽極ワイヤおよび前記陽極起立部の部分に接して形成された導電性を有する陽極端子被覆層を備えることを特徴とする、固体電解コンデンサ。
IPC (4件):
H01G 9/012
, H01G 9/052
, H01G 9/08
, H01G 9/00
FI (5件):
H01G9/05 E
, H01G9/05 D
, H01G9/05 K
, H01G9/08 C
, H01G9/24 C
引用特許:
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