特許
J-GLOBAL ID:201703007198595708

感光ドラム用基体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 清水 義仁 ,  清水 久義 ,  高田 健市
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-529969
特許番号:特許第6050233号
出願日: 2012年08月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】無切削金属管から形成されており、 画像形成面を任意の大きさの視野で観察した観察視野において、観察視野面積に対する面積1μm2以上のピットの総占有面積率が2%よりも大きく、且つ、面積1μm2以上のピット1個当たりの平均面積が8μm2よりも大きく、且つ、観察視野面積に対する面積1μm2以上のピットの総占有面積率が15%以下であり、且つ、面積1μm2以上のピット1個当たりの平均面積が20μm2以下であり、且つ、面積300μm2以上の粗大ピットがなく、 アルミニウム製である感光ドラム用基体の製造方法であって、 押出アルミニウム管を、押出アルミニウム管の外表面を加工する引抜ダイスと、押出アルミニウム管の内表面を加工する引抜プラグとを具備する引抜加工装置を用いて引抜加工することにより、無切削アルミニウム管を得る引抜加工工程と、 前記引抜加工工程で得られた無切削アルミニウム管から形成された複数の基体の外表面の画像形成面を検査する検査工程と、を含み、 前記引抜ダイスは、 前記押出アルミニウム管が縮径加工されながら離れる第1曲面部と、 前記第1曲面部における押出アルミニウム管離れ位置よりも内側且つ下流側に配置されたダイスベアリング部と、 前記ダイスベアリング部の上流端に滑らかに連なる第2曲面部を有するとともに前記第1曲面部から離れた押出アルミニウム管と再接触して該押出アルミニウム管を縮径加工しながら前記ダイスベアリング部へ案内する案内部と、 を備えており、 前記引抜プラグは、前記ダイスベアリング部の長さよりも短いプラグベアリング部を備えており、 前記検査工程では、 各基体の外表面の画像形成面を任意の大きさの視野で観察した観察視野において、観察視野面積に対する面積1μm2以上のピットの総占有面積率が2%よりも大きいという第1要件と、面積1μm2以上のピット1個当たりの平均面積が8μm2よりも大きいという第2要件と、観察視野面積に対する面積1μm2以上のピットの総占有面積率が15%以下であるという第3要件と、面積1μm2以上のピット1個当たりの平均面積が20μm2以下であるという第4要件と、面積300μm2以上の粗大ピットがないという第5要件とを満足しているか否かを検査し、複数の基体の中から前記第1〜第5要件を全て満足しているものを選択する、感光ドラム用基体の製造方法。
IPC (1件):
G03G 5/10 ( 200 6.01)
FI (1件):
G03G 5/10 B
引用特許:
審査官引用 (10件)
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