コアシェル触媒の製造方法

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (3件)：岸本達人 , 山下昭彦 , 山本典輝
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2015-112125
公開番号（公開出願番号）：特開2016-221477
出願日： 2015年06月02日
公開日（公表日）： 2016年12月28日
要約：

【課題】置換反応を行う際に反応抑制剤を用いなくても白金質量活性の高いコアシェル触媒の製造方法の提供。【解決手段】パラジウム含有粒子の表面に銅が被覆されてなる銅被覆パラジウム含有粒子を分散させた、銅被覆パラジウム含有粒子分散液を準備し、白金イオン含有溶液を準備し、銅被覆パラジウム含有粒子分散液と、白金イオン含有溶液を、マイクロリアクター100内で混合することによって、銅被覆パラジウム含有粒子表面の銅を白金に置換し、シェルを形成し、第1の供給流路10と、第2の供給流路20と、第1の供給流路10と第2の供給流路20とが合流する合流部50と、排出流路60と、を少なくとも有し、排出流路60の途中には、排出流路60の断面積を小さくするオリフィス部70が設けられ、置換工程において、オリフィス部70にかかる圧力が2MPa以上であるマイクロリアクター100。【選択図】図2

請求項（抜粋）：

パラジウムを含むコアと、白金を含み且つ前記コアを被覆するシェルと、を備えるコアシェル触媒の製造方法であって、パラジウム含有粒子の表面に銅が被覆されてなる銅被覆パラジウム含有粒子を分散させた、銅被覆パラジウム含有粒子分散液を準備する工程と、白金イオン含有溶液を準備する工程と、前記銅被覆パラジウム含有粒子分散液と、前記白金イオン含有溶液を、マイクロリアクター内で混合することによって、前記銅被覆パラジウム含有粒子表面の銅を白金に置換し、前記シェルを形成する置換工程と、を有し、前記マイクロリアクターは、第1の供給流路と、第2の供給流路と、当該第1の供給流路と当該第2の供給流路とが合流する合流部と、排出流路と、を少なくとも有し、前記排出流路の途中には、前記排出流路の断面積を小さくするオリフィス部が設けられ、前記置換工程において、前記オリフィス部にかかる圧力が2MPa以上である、ことを特徴とするコアシェル触媒の製造方法。

IPC (6件)：

B01J 37/04 , B01J 35/08 , B01J 23/44 , H01M 4/92 , H01M 4/88 , H01M 4/86

FI (6件)：

B01J37/04 102 , B01J35/08 B , B01J23/44 M , H01M4/92 , H01M4/88 K , H01M4/86 M

Fターム (28件)：

4G169AA03 , 4G169AA08 , 4G169AA09 , 4G169BA08B , 4G169BA36A , 4G169BB02A , 4G169BB02B , 4G169BC31C , 4G169BC72A , 4G169BC72B , 4G169BC75A , 4G169BC75B , 4G169CC32 , 4G169CC40 , 4G169EB18Y , 4G169FA01 , 4G169FB04 , 4G169FB11 , 4G169FB27 , 4G169FB57 , 4G169FB58 , 4G169FB78 , 4G169FB79 , 4G169FC03 , 5H018AA01 , 5H018BB12 , 5H018BB17 , 5H018HH09

引用特許：

審査官引用 (6件)

高耐久性燃料電池触媒とその製造方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2011-078939 出願人：トヨタ自動車株式会社, エム・テクニック株式会社
白金コアシェル触媒の製造方法及びそれを用いた燃料電池
公報種別：公開公報出願番号：特願2013-127618 出願人：学校法人同志社, 石福金属興業株式会社
燃料電池用触媒の製造方法、及び当該製造方法により製造される燃料電池用触媒を含む燃料電池
公報種別：公開公報出願番号：特願2012-111402 出願人：トヨタ自動車株式会社, ユーティーシーパワーコーポレイション

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