特許
J-GLOBAL ID:201703007466477608

スイッチング電源装置及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣澤 勲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-078692
公開番号(公開出願番号):特開2017-192164
出願日: 2016年04月11日
公開日(公表日): 2017年10月19日
要約:
【課題】シンプルで安価なスイッチング制御回路により、適切な臨界モード制御を容易に実現できるスイッチング電源装置及びその制御方法を提供する。【解決手段】反転入力側に入力されたトランス電圧信号Votと非反転入力側に入力されたトランス電圧閾値Vdrとを比較し、第一パルスV1を出力する第一の比較回路28を備える。非反転入力側に入力された電圧制御信号Vfbと反転入力側に入力されたスイッチング電流信号Vidとを比較し、第二パルスV2をオープンコレクタ型の出力段から出力する第二の比較回路36を備える。第二の比較回路36の出力に接続され、第二パルスV2の立ち上がりを緩やかにするラッチ用コンデンサ40を備える。第二パルスV2が閾値Vthを超えている期間にハイレベルになる第三パルスV3を出力するバッファ回路42を備える。第一及び第三パルスV1,V3が入力され、第四パルスV4を出力するAND回路44を備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
主スイッチング素子、入力巻線と出力巻線とを有するトランス、出力整流素子、及び出力平滑コンデンサが設けられ、前記主スイッチング素子がオンオフすることによって、入力電圧を所定の出力電圧に変換するフライバック方式の電力変換回路と、前記出力電圧を目標値に近づけるように前記主スイッチング素子のオン時間及びオフ時間を制御する回路であって、前記主スイッチング素子がオンの期間に前記トランスに蓄積された励磁エネルギーが前記出力整流素子を通じて放出された後、速やかに前記主スイッチング素子をオフからオンに反転させる臨界モード制御を行うスイッチング制御回路とを備えたスイッチング電源装置において、 前記トランスには、自己の両端にトランス電圧信号を発生する補助巻線が設けられ、前記補助巻線は、前記出力整流素子が導通している期間に前記トランス電圧信号が正方向になるように接続され、 前記スイッチング制御回路には、反転入力側に入力された前記トランス電圧信号と非反転入力側に入力されたトランス電圧閾値とを比較し、これに対応した第一パルスを出力する第一の比較回路と、前記出力電圧と前記目標値に対応した基準電圧との差を反転増幅した電圧制御信号を生成する電圧制御信号生成回路と、前記主スイッチング素子に流れるスイッチング電流と波形が相似形の電圧信号であるスイッチング電流信号を出力するスイッチング電流信号生成回路と、非反転入力側に入力された前記電圧制御信号と反転入力側に入力された前記スイッチング電流信号とを比較し、これに対応した第二パルスを、直流電圧にプルアップされたオープンコレクタ型の出力段から出力する第二の比較回路と、前記第二の比較回路の出力とグランドとの間に接続され、前記第二パルスがローレベルからハイレベルに変化する立ち上がりを緩やかにするためのラッチ用コンデンサと、前記第二パルスが入力され、前記第二パルスが所定の閾値を超えている期間にハイレベルになる第三パルスを出力するバッファ回路と、前記第一及び第三パルスが入力され、これに対応した第四パルスを出力するAND回路とが設けられ、 前記主スイッチング素子は、前記第四パルスがハイレベルの期間にオン、ローレベルの期間にオフし、前記ラッチ用コンデンサの容量は、前記第二パルスがローレベルから立ち上がって前記バッファ回路の前記閾値に達するタイミングが、前記第一パルスがハイレベルからローレベルに反転するタイミングよりも後になるように設定されていることを特徴とするスイッチング電源装置。
IPC (1件):
H02M 3/28
FI (1件):
H02M3/28 L
Fターム (10件):
5H730AA14 ,  5H730AS01 ,  5H730BB43 ,  5H730DD04 ,  5H730FD01 ,  5H730FD24 ,  5H730FD51 ,  5H730FF01 ,  5H730FG25 ,  5H730VV03
引用特許:
出願人引用 (3件)

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