特許
J-GLOBAL ID:201703008034374774

樋門構造物下部構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 木村 満 ,  原田 卓治 ,  佐藤 浩義 ,  毛受 隆典
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-022842
公開番号(公開出願番号):特開2017-141580
出願日: 2016年02月09日
公開日(公表日): 2017年08月17日
要約:
【課題】樋門構造物の地盤に対する相対的沈下に対して、確実に変位を吸収し、地盤反力の影響を構造物側へ伝達せず、樋門構造物の破壊や漏水を防ぐことができる、より安全な樋門を提供する。【解決手段】樋門構造物下部構造は、樋門構造物201の下部と遮水矢板壁205とを継ぐ、遮水性可撓性の樋門構造物下部構造であって、可撓性の止水部材207、及びクッション部材208を備え、止水部材207は、撓んで折り畳まれた総厚みwallが、樋門構造物201と遮水矢板壁205との間の許容変位量Aと、樋門構造物201の下部と遮水矢板壁205の上部との隙間距離dとに対して、式1:wall+A<d の関係を満たし、クッション部材208は、許容応力がグラウト自重圧力より大きく、かつ圧縮応力度が、コンクリートの許容圧縮応力度未満である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
コンクリート製の樋門構造物の下部と前記樋門構造物の直下の遮水矢板壁とを継ぐ、遮水性可撓性の樋門構造物下部構造であって、 前記樋門構造物の下部と前記遮水矢板壁とを継ぐ、ゴムや樹脂などからなる可撓性の止水部材、及び前記樋門構造物の下部と前記遮水矢板壁の上部との隙間に密着状態で配置されておりかつ前記止水部材を囲むクッション部材を備え、 前記止水部材は、撓んで折り畳まれた総厚みwallが、前記樋門構造物と前記遮水矢板壁との間の許容変位量Aと、前記樋門構造物の下部と前記遮水矢板壁の上部との隙間距離dとに対して、式1:wall+A<d の関係を満たし、 前記クッション部材は、許容応力が、前記樋門構造物のコンクリート打設時の前記クッション部材に掛かるグラウト自重圧力より大きく、かつ圧縮応力度が、前記樋門構造物のコンクリートの許容圧縮応力度未満である、樋門構造物下部構造。
IPC (2件):
E02B 3/10 ,  E02B 3/16
FI (2件):
E02B3/10 ,  E02B3/16 B
Fターム (5件):
2D118AA03 ,  2D118AA20 ,  2D118BA03 ,  2D118BA07 ,  2D118GA09
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 樋門水叩き用遮水構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-168383   出願人:西武ポリマ化成株式会社
  • 遊間用止水材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-058035   出願人:ニッタ株式会社, 旭化工株式会社

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