特許
J-GLOBAL ID:201703008408554976

フェイズドアレイアンテナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-060443
公開番号(公開出願番号):特開2017-175434
出願日: 2016年03月24日
公開日(公表日): 2017年09月28日
要約:
【課題】放射素子に入力される無線周波数信号における遅延を局所信号の周波数に応じて変えることができ、かつ、当該遅延が、使用帯域内で無線周波数に依存する度合いを小さくすることができる時間遅延器を用いた部品数を削減したフェイズドアレイアンテナを提供する。【解決手段】第1局所信号(LO1)に遅延を与える第1分散付与フィルタ(DF11)の分散と、第1局所信号(LO1)および無線周波数信号(RF)から生成した中間周波数信号(IF1)に遅延を与える第2分散付与フィルタ(DF21)の分散とは、正負の符号が互いに逆に設定されている。異なる周波数で多重化し共通の部品を使うことで部品数を削減する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
n個(nは2以上の整数)の放射素子Ai(i=1〜n)と、 互いに異なる周波数fLOiを有するn個の第1局所信号VLOi(t)のそれぞれに遅延θ1を与えることによって、n個の第2局所信号VLOi’(t)=VLOi(t-θ1)を加算した和信号ΣVLOi’(t)を生成する第1伝送線路と、 周波数fRF(fLOi<fRF)を有する第1無線周波数信号VRF(t)と前記和信号ΣVLOi’(t)とを乗算することによって、周波数fRF-fLOiを有するn個の第1中間周波数信号VIFi(t)を加算した和信号ΣVIFi(t)を生成する第1混合器と、 n個の時間遅延器TDi(i=1〜n)と、を備えており、 前記時間遅延器TDiのそれぞれは、 第1分散付与フィルタが挿入された第2伝送線路であって、前記第1分散付与フィルタによる遅延θDiと、前記第2伝送線路による遅延θ2iとを、前記和信号ΣVLOi’(t)に含まれる前記第1局所信号VLOi(t)に与えることによって、第3局所信号VLOi”(t)=VLOi(t-θDi-θ2i)を生成するとともに、残る(n-i)個の前記第1局所信号VLOi(t)の和信号ΣVLOi’(t)を、次段の時間遅延器TD(i+1)へ送る第2伝送線路と、 前記第1分散付与フィルタとは逆符号の分散を与える第2分散付与フィルタが挿入された第3伝送線路であって、前記第2分散付与フィルタによる遅延θDi’と、前記第3伝送線路による遅延θ3iとを、前記和信号ΣVIFi(t)に含まれる前記第1中間周波数信号VIFi(t)に与えることによって、第2中間周波数信号VIFi’(t)=VIFi(t-θDi’-θ3i)を生成するとともに、残る(n-i)個の前記第1中間周波数信号VIFi(t)の和信号Σ’VIFi(t)を、次段の時間遅延器TD(i+1)へ送る第3伝送線路と、 前記第3局所信号VLOi”(t)と前記第2中間周波数信号VIFi’(t)とを乗算することによって、前記周波数fRFを有する第2無線周波数信号VRFi’(t)を生成する第2混合器と、を備えており、 各時間遅延器TDiにて生成された前記第2無線周波数信号VRFi’(t)を、対応する放射素子Aiに供給する、 ことを特徴とする送信用のフェイズドアレイアンテナ。
IPC (3件):
H01Q 3/34 ,  H01Q 3/42 ,  H04B 7/10
FI (3件):
H01Q3/34 ,  H01Q3/42 ,  H04B7/10 A
Fターム (10件):
5J021AA05 ,  5J021AA07 ,  5J021AA11 ,  5J021DB03 ,  5J021FA06 ,  5J021FA17 ,  5J021FA35 ,  5J021HA05 ,  5K159CC04 ,  5K159GG00
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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