特許
J-GLOBAL ID:201703008724560325

風力発電装置用ブレード及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 畑 泰之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-253771
公開番号(公開出願番号):特開2014-101790
特許番号:特許第6126823号
出願日: 2012年11月19日
公開日(公表日): 2014年06月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】中空状の板状体からなるブレード本体部であって、当該ブレード本体部の基本的な形状は、風力発電装置に於ける発電機の回転軸と接合される端部である基端部から当該ブレードの長手方向の先端部分迄の断面形状が略扁平で、且つ当該ブレード本体部の長手方向と直交する方向の幅は、当該ブレード本体部の当該基端部から長手方向の先端部分に向けて徐徐に短くなる様に構成され、且つ、当該ブレード本体部の回転方向に向けられた当該ブレード本体部の長手方向端縁部の断面形状は、湾曲状に形成され、当該端部から当該ブレードの中間部近傍までは、当該断面幅は徐々に拡大され、その後は、当該ブレード回転方向とは反対方向に向けられた当該ブレードの長手方向端縁部に向けて当該断面幅が徐々に短くなる様に構成されており、更に、当該ブレード本体部の外表面形状は、当該ブレード本体部の当該基端部から当該ブレード本体部の長手方向の先端部分に至る間に所定のねじれが形成されており、且つ、当該ブレード本体部は、当該ブレード本体部の長手方向に沿って、且つ相互に所望の間隔を介して配列された複数本の、軽量で、高強度、高曲げ強度特性を有する金属材料、合成樹脂材料或いは高強度繊維を内蔵する合成樹脂材料から構成された板状で所望の長さを有する構造骨材と、当該構造骨材の配列方向に対して交差する方向に配置された、軽量で、高強度、高曲げ強度特性を有する金属材料、合成樹脂材料或いは高強度繊維を内蔵する合成樹脂材料から構成された、互に所望の間隔を介して配列された複数個の板状形状構築骨材とから構成されたものであって、当該複数本の板状の構造骨材と当該複数個の板状形状構築骨材とは、相互の交差点部で相互に接合固定される事によって、その内部に疑似空間が形成された格子状の中空枠体部を形成しており、更に、当該それぞれの板状形状構築骨材は、当該個々の板状形状構築骨材が、当該ブレード本体部の長手方向に沿って配置されるそれぞれの部位に於ける、当該ブレード本体部の長手方向と直交する方向に形成されるべき個々の所望の断面形状に近似した外周縁形状となる様に、相互に相似状でありながら、相互に異なる外観形状を有しており、且つ、当該構造骨材群の内、当該ブレード回転方向に向けられた当該ブレード本体部の長手方向端縁部及び当該ブレード回転方向とは反対方向に向けられた当該ブレード本体部の長手方向端縁部の少なくとも一方の端部に配置される当該構造骨材は、当該構造骨材の長手方向と直交する断面形状が湾曲状若しくは屈折状に形成されており、然も、当該格子状の中空枠体部の外表面に沿って硬性材料からなる平板状被覆部材が貼り付けられており、さらに、当該平板状被覆部材の外表面が、高強力繊維を含むシート材料により周回被覆されており、更に、当該シート材料の外表面を平滑性及び防水性を有する表面被覆層が設けられており、且つ、当該ブレード本体部の当該基端部には、扁平な平板構造を有する連結部材(レジューサー)設けられており、更に、当該板状形状構築骨材のそれぞれには、予め規定されている所定の部位に、所定の本数の位置規制ロッドを個別に貫通させる為の複数個の開口部が近接して配置形成されており、然も、当該個々の板状形状構築骨材のそれぞれに配置形成されている当該開口部配列形状が、相互に異なる様に形成されている事を特徴とする小型或いは中型の風力発電装置用ブレード。
IPC (1件):
F03D 1/06 ( 200 6.01)
FI (1件):
F03D 1/06 A
引用特許:
審査官引用 (7件)
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