特許
J-GLOBAL ID:201703008850979277

圧粉磁芯の製造方法及び圧粉磁芯

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山崎 拓哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-153139
公開番号(公開出願番号):特開2017-034105
出願日: 2015年08月03日
公開日(公表日): 2017年02月09日
要約:
【課題】高い機械的強度を有し且つ良好な特性を有する圧粉磁芯の製造方法を提供すること。【解決手段】第1の軟磁性粉末(Fe基アモルファス粉末)と第2の軟磁性粉末(Fe基金属ガラス粉末)とからなる混合粉末を用意する。ここで、第1所定温度(第2の軟磁性粉末のガラス転移温度)は、第2所定温度(第1の軟磁性粉末においてFe系化合物相が析出してしまう温度)より低い。また、第4所定温度(第1の軟磁性粉末においてα-Feナノ結晶相が析出する温度)は、第3所定温度(第2の軟磁性粉末において結晶が析出してしまう温度)よりも低い。次いで、金型を用いて混合粉末を加圧成型し焼結して、Fe基ナノ結晶粉末2をFe基金属ガラス3で結合してなる圧粉磁芯1を得る。焼結処理温度は、第3所定温度と第2所定温度のいずれか低い方よりも低く、第4所定温度と第1所定温度のいずれか高い方の温度以上である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
Fe基ナノ結晶粉末又はFe基アモルファス粉末からなる第1の軟磁性粉末と、Fe基金属ガラス粉末からなる第2の軟磁性粉末とを混合して混合粉末を用意する第1工程であって、前記第2の軟磁性粉末のガラス転移温度である第1所定温度は、前記第1の軟磁性粉末においてFe系化合物相が析出してしまう温度である第2所定温度より低い、第1工程と、 前記第2の軟磁性粉末において結晶が析出してしまう温度である第3所定温度と前記第2所定温度のいずれか低い方よりも低い処理温度であって前記第1所定温度以上の処理温度にて、金型を用いて前記混合粉末を加圧成型し焼結する第2工程と を備える圧粉磁芯の製造方法。
IPC (7件):
H01F 41/02 ,  C22C 38/00 ,  B22F 1/00 ,  B22F 3/00 ,  H01F 27/255 ,  H01F 1/22 ,  H01F 1/14
FI (8件):
H01F41/02 D ,  C22C38/00 303S ,  C22C38/00 304 ,  B22F1/00 Y ,  B22F3/00 E ,  H01F27/24 D ,  H01F1/22 ,  H01F1/14 Z
Fターム (9件):
4K018AA24 ,  4K018BA16 ,  4K018EA21 ,  4K018KA44 ,  5E041AA11 ,  5E041BB01 ,  5E041BD01 ,  5E041CA01 ,  5E041HB07
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る