特許
J-GLOBAL ID:201703009018387234

CADデータの自動解析装置とコンピュータプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 雄二
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-182571
特許番号:特許第6090962号
出願日: 2016年09月20日
要約:
【課題】DXFデータから、建物の構造材のプレカット制御データ19の生成に適するデータのみを含む間取り図データ34を自動生成する。 【解決手段】任意のCADソフトにより生成されたCADデータ24をDXFデータを介して受け入れる。DXFデータに含まれた柱パターン78を検出して柱表示要素50を決定し、検出した図形データの集合を解析して間取り図データ34中の柱の位置座標を取得する。検出した複数の柱に挟まれた領域に壁や開口部の形状を描画するための図形データの集合を検出する。壁や開口部の位置座標は、柱の位置座標との位置関係から取得する。間取り図中で、複数の柱の間が壁と開口部とで連続的に接続されている線を辿って、地回り線データ58や間仕切り線データ60を生成する。 【選択図】図2
請求項(抜粋):
【請求項1】 任意のCADソフトにより生成された建物の間取り図を含むCADデータを、任意のCADソフトで読み取ることができる共通形式データを介して受け入れて、建物の構造材のプレカットデータ生成に適する間取り図データを生成するためのものであって、 図面を描画するための線の種別と長さと表示位置座標を示したテキストデータをリストアップした共通形式データを読み取る読みとり手段と、 線分数と線分相互の位置関係と間取り図中で線分が存在する位置の範囲と線分の長さの最大値と最小値と線分の傾斜角度の最大値と最小値を定めて、間取り図中の柱を描画する図形データ群を検出し、検出した図形データ群中の特定の図形データ上の点を柱の位置座標と認識するというルールを定めて、上記共通形式データから図面中の全ての柱とその位置座標を取得して、取得した認識結果を記憶装置に記憶させる柱検出手段と、 上記共通形式データ中の、上記柱検出手段が検出した複数の柱に挟まれた領域に、壁もしくは開口部の形状を描画するための図形データの集合を、線分数と線分相互の位置関係と間取り図中で線分が存在する位置の範囲と線分の長さの最大値と最小値と線分の傾斜角度の最大値と最小値を定めて検出して壁もしくは開口部を認識し、この図形データ中の特定の点の位置座標と上記柱の位置座標の位置関係から、柱と柱の間に壁もしくは開口部が隙間なく配置されるように算出される位置座標を、上記間取り図データ中に配置する壁及び開口部の位置座標と認識して、上記認識結果を記憶装置に記憶させる壁類検出手段と、 上記間取り図データを使用して描画される間取り図中で、上記柱と壁と開口部とが連続して配置される線を辿って、間取り図の最も外側を囲む地回り線と、間取り図の各部屋を仕切る間仕切り線を生成して記憶装置に記憶させる間取り構造検出手段を備えたことを特徴とするCADデータの自動解析装置。
IPC (1件):
G06F 17/50 ( 200 6.01)
FI (4件):
G06F 17/50 680 B ,  G06F 17/50 602 J ,  G06F 17/50 608 A ,  G06F 17/50 606 D
引用特許:
審査官引用 (2件)

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