特許
J-GLOBAL ID:201703009246041640

範囲検索可能なクラウドストレージにおける負荷分散方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 福田 伸一 ,  加藤 恭介 ,  水崎 慎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-194688
公開番号(公開出願番号):特開2017-068666
出願日: 2015年09月30日
公開日(公表日): 2017年04月06日
要約:
【課題】キーバリュー型データについて、データを検索する際に求められる、範囲検索可能なクラウドストレージにおける負荷分散方法を提案する。【解決手段】各仮想ノードのデータ蓄積量に下限と該下限の2倍を僅かに超える上限とを設け、負荷分散を図る。(1)第1ノードにデータを追加すると上限を超える場合は、空ノードを第2ノードとして、第1から第2ノードに下限を超える量のデータを分け、キーバリュー型データの並びを更新し、(2)第1ノードと第2ノードのデータ量の和が上記上限以下の場合に、その一方にデータを寄せて他方を空仮想ノードとし、キーバリュー型データの並びを更新し、(3)隣接する第1と第2ノードのデータ量の和が上記上限を超え、且つ、一方のノードが上記下限以下の場合に、他方から一方のノードへデータを移動して双方が上記下限を超える様に再配分し、上記キーバリュー型データを更新する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
複数のストレージと該ストレージと組み合わされたプロセッサとメモリを含めて構成された物理ノードの複数が接続されたネットワーク上に構成される範囲検索可能なクラウドストレージにおいて上記物理ノードの負荷分散を図る方法であって、 上記範囲検索可能なクラウドストレージを、上記ストレージによる共通の容量値の仮想ストレージと該仮想ストレージが係属するプロセッサによる仮想プロセッサとメモリが構成要素となる仮想ノードの複数が接続されたオーバーレイネットワーク上に形成し、 データ蓄積においては、上記範囲検索可能なクラウドストレージにキーバリュー(key-value)型データを蓄積し、 検索においては、上記仮想ノードを所定のキーバリューについて検索し、 各仮想ノードのデータ蓄積量に負荷分散のための下限と該下限の所定倍で仮想ノードの容量となる上限とを設け、 (1)第1仮想ノードに新たなデータを追加しようとする場合に、追加によるデータ量が上記上限以上の場合は、前記追加によるデータ量について、上記検索可能なクラウドストレージから選択した空仮想ノードを第2仮想ノードとして、第1仮想ノードから第2仮想ノードに上記上限の半分の分量のデータを振り分けると共に、この振り分けによる新たな順に上記オーバレイネットワーク上の仮想ノードの並びを更新することを特徴とする、範囲検索可能なクラウドストレージにおける負荷分散方法。
IPC (2件):
G06F 12/00 ,  G06F 17/30
FI (2件):
G06F12/00 545Z ,  G06F17/30 110C
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • ”線形ハッシュ法とSkip Graphを用いた分散キーバリューストアの実装と評価”

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