特許
J-GLOBAL ID:201703009316696606
耐水蒸気酸化性に優れる複相系ステンレス鋼
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
林 一好
, 北村 明弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-099128
公開番号(公開出願番号):特開2017-206735
出願日: 2016年05月17日
公開日(公表日): 2017年11月24日
要約:
【課題】耐水蒸気酸化性に優れたステンレス鋼であって、加熱処理が施されても良好な耐水蒸気酸化性が維持されるステンレス鋼を提供する。【解決手段】本発明は、金属組織がフェライト相、マルテンサイト相またはオーステナイト相の少なくとも2種以上からなる複相組織を有する複相系ステンレス鋼であって、平均結晶粒径が20μm以下であり、下記(1)式で示されるγmaxが30以上であり、水蒸気50%雰囲気で600°C、100hの曝露試験を行った後の酸化重量増加が0.1mg/cm2以下である、耐水蒸気酸化性に優れる複相系ステンレス鋼である。γmax=420C-11.5Si+7Mn+23Ni-11.5Cr-12Mo+9Cu-49Ti-47Nb-52Al+470N+189・・・(1)式ここで、上記(1)式における元素記号は、各元素の含有量(質量%)を意味する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
金属組織がフェライト相、マルテンサイト相またはオーステナイト相の少なくとも2種以上からなる複相組織を有する複相系ステンレス鋼であって、
平均結晶粒径が20μm以下であり、
下記(1)式で示されるγmaxが30以上であり、
水蒸気50%雰囲気で600°C、100hの曝露試験を行った後の酸化重量増加が0.1mg/cm2以下である、耐水蒸気酸化性に優れる複相系ステンレス鋼。
γmax=420C-11.5Si+7Mn+23Ni-11.5Cr-12Mo+9Cu-49Ti-47Nb-52Al+470N+189 ・・・(1)式
ここで、上記(1)式における元素記号は、各元素の含有量(質量%)を意味する。
IPC (5件):
C22C 38/00
, C22C 38/58
, F28F 21/08
, B23K 20/00
, B23K 1/19
FI (5件):
C22C38/00 302Z
, C22C38/58
, F28F21/08 F
, B23K20/00 310L
, B23K1/19 J
Fターム (4件):
4E167AA03
, 4E167BA02
, 4E167DA10
, 4E167DB01
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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