特許
J-GLOBAL ID:201703009521176925

エレベータ用ドア制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 武和国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-063796
公開番号(公開出願番号):特開2017-178478
出願日: 2016年03月28日
公開日(公表日): 2017年10月05日
要約:
【課題】ドア位置検出装置を用いなくても同等な機能を有してかごドアの開閉制御を適確に行うことができるエレベータ用ドア制御装置を提供する。【解決手段】この装置のドア制御コントローラ119では、ドアモータ電流検出器106からの電流検出値を数値変換して得られるトルク帰還値とロータリエンコーダ107からのドアデータ検出値に含まれるかごドアの速度に示される速度帰還値とによりかごドアの開端及び閉端の位置を検出した結果からドアデータ検出値に含まれるかごドアの動作距離に基づいて算出したかごドアの開端までの距離、閉端までの距離で決定されるかごドアの間口寸法のデータをかごドアの開閉駆動の所望の指令値生成に供し、間口寸法未満相当で演算した結果の電圧制御指示値を送出する。インバータ制御部105がその指示値に従ってドアモータ104への電流供給を制御することでドアモータ104を回転させ、かごドアの開閉制御が行われる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
建物に設備されたエレベータ装置における乗りかごのかごドアを開閉駆動するドアモータと、前記ドアモータに付設されて前記かごドアの速度及び動作距離を検出した結果を示すドアデータ検出値を出力するロータリエンコーダと、前記ドアモータに供給される電流を検出した結果を示す電流検出値を出力するドアモータ電流検出器と、前記ロータリエンコーダからの前記ドアデータ検出値と前記ドアモータ電流検出器からの前記電流検出値とを演算処理した結果に基づいて前記ドアモータによる前記かごドアの開閉駆動を制御するドア制御コントローラと、を備えたエレベータ用ドア制御装置において、 前記ドア制御コントローラは、前記ドアモータ電流検出器からの前記電流検出値を数値変換して得られる前記ドアモータのトルク帰還値と前記ロータリエンコーダからの前記ドアデータ検出値に含まれる前記かごドアの速度に示される速度帰還値とにより当該かごドアの開端及び閉端の位置を検出した結果から当該ドアデータ検出値に含まれる当該かごドアの前記動作距離に基づいて算出した当該かごドアの開端までの距離、並びに当該かごドアの閉端までの距離で決定される当該かごドアの間口寸法のデータを当該かごドアの開閉駆動の指令値生成に供し、当該間口寸法未満相当でかごドアの開閉制御を行わせることを特徴とするエレベータ用ドア制御装置。
IPC (1件):
B66B 13/14
FI (1件):
B66B13/14 Q
Fターム (2件):
3F307EA11 ,  3F307EA21
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公平3-071352
  • 特開平4-280788
  • エレベータのドア制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-080076   出願人:東芝エレベータ株式会社

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