特許
J-GLOBAL ID:201703009576436560

オレフィンによる芳香族炭化水素のアルキル化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 的場 基憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-125072
公開番号(公開出願番号):特開2017-002051
出願日: 2016年06月24日
公開日(公表日): 2017年01月05日
要約:
【課題】副生成物の生成を減らすことができ、反応収率の高い、2から8個の炭素原子を有するオレフィンによる、芳香族炭化水素のアルキル化法の提供。【解決手段】2から8個の炭素原子を有するオレフィンを用いた芳香族炭化水素のアルキル化法であって、芳香族炭化水素と、オレフィンと、アルキル化反応器の排出部からの再生流及び場合により水を固定床反応器の頂部に供給する工程を有し、当該固定床反応器は、「トリクルフロー」レジームに従って160〜230°Cで1〜5MPaの条件下で動作し、気相が実質的に反応物のみで、液相が実質的にアルキル化生成物のみからなり、FAU、MTW又はBEA型ゼオライトから選択される大細孔ゼオライトを有する触媒層を少なくとも1層有する方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
2から8個の炭素原子を有するオレフィンを用いた芳香族炭化水素のアルキル化法であって、連続的に行われ、 (a)少なくとも1種の芳香族炭化水素(A)と、C2〜C8オレフィン(B)と、アルキル化反応器の排出部からの再生流(C)と、場合により水とを液相にて混合する工程と、 (b)工程(a)で得られた混合物を反応温度まで予備加熱して、前記固定床アルキル化反応器の頂部へと供給する工程であって、前記固定床アルキル化反応器が、FAU、MTW及びBEA型のゼオライトからなる群より選択される大細孔ゼオライトを有する触媒層を少なくとも1層含み、「トリクルフロー」レジームの下160°Cから230°Cの範囲の温度で1から5MPaの圧力で動作し、前記アルキル化反応器の動作条件を、気相が実質的に反応物のみからなり、かつ液相が実質的にアルキル化生成物のみからなり、両相が順流で前記触媒を通過するように操作する工程と、 (c)反応混合物を排出部にて冷却して、アルキル化された前記芳香族炭化水素を有する有機相及び場合により水相を得る工程と、 (d)前記有機相を、前記アルキル化反応器の頂部へ送られて反応物と混合される再生流(C)と、アルキル化された前記芳香族炭化水素を有する最終流とにさらに分離する工程、を有する、上記方法。
IPC (4件):
C07C 2/66 ,  C07C 15/085 ,  C07C 15/073 ,  C07C 37/01
FI (4件):
C07C2/66 ,  C07C15/085 ,  C07C15/073 ,  C07C37/01
Fターム (15件):
4H006AA02 ,  4H006AB84 ,  4H006AC21 ,  4H006BA71 ,  4H006BB31 ,  4H006BC31 ,  4H006BC51 ,  4H006BC52 ,  4H006BD33 ,  4H006BD52 ,  4H006DA15 ,  4H006DA70 ,  4H039CA12 ,  4H039CA19 ,  4H039CF10
引用特許:
審査官引用 (4件)
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