特許
J-GLOBAL ID:201703009629722136

画像読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山本 尚 ,  稲山 朋宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-072821
公開番号(公開出願番号):特開2017-184176
出願日: 2016年03月31日
公開日(公表日): 2017年10月05日
要約:
【課題】受光素子及びレンズの位置関係のずれに応じた画質の低下を抑制することが可能な画像読取装置を提供する。【解決手段】画像読取装置は、反射率が交差方向に不連続となる複数の境界部を有するチャート部材、及び、読取部を備える。CPUは、読取部材によってチャート部材を示すチャート画像を取得する(S13)。CPUは、チャート画像と、チャート画像の基準画像とに基づいて、境界部に対応する位置のずれ量を算出する(S17)。CPUは、算出されたずれ量のうち、第1閾値よりも大きいずれ量に対応する境界部を特定する(S31:YES)。CPUは、原稿を示す原稿画像を取得する。CPUは、取得された原稿画像のうち境界部に対応する対応部分を、チャート画像の対応部分に基づいて補正する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
原稿の搬送方向と交差する交差方向に配列された複数のブロック、及び、隣接するブロック間に配置され且つ反射率が前記交差方向に不連続となる複数の境界部を有するチャート部材と、 前記交差方向に配列され、且つ、レンズを透過した光を受光して光強度に応じた信号を出力可能な複数の受光素子を含む読取部と、 前記チャート部材に向けて照射された光の反射光が前記複数の受光素子によって受光されたときに出力される信号に基づいて、前記チャート部材を示すチャート画像を取得する第1取得手段と、 前記チャート画像の基準となる基準画像に基づいた基準情報を記憶する記憶部と、 前記第1取得手段によって取得された前記チャート画像、及び、前記記憶部に記憶された前記基準情報に基づいて、前記複数の境界部の少なくとも1つに対応する位置の、前記チャート画像と前記基準画像との間のずれ量を算出する算出手段と、 前記算出手段によって算出された前記ずれ量のうち、第1閾値よりも大きいずれ量を特定する特定手段と、 前記原稿に向けて照射された光の反射光の光強度が前記複数の受光素子によって受光されたときに出力される信号に基づいて、前記原稿を示す原稿画像を取得する第2取得手段と、 前記第2取得手段によって取得された前記原稿画像のうち、前記特定手段によって特定された前記ずれ量に対応する対応部分を、前記第1取得手段によって取得された前記チャート画像の前記対応部分に基づいて補正する補正手段と を備えたことを特徴とする画像読取装置。
IPC (2件):
H04N 1/19 ,  H04N 1/04
FI (2件):
H04N1/04 103E ,  H04N1/12 Z
Fターム (10件):
5C072AA01 ,  5C072BA12 ,  5C072BA15 ,  5C072CA05 ,  5C072DA02 ,  5C072DA25 ,  5C072EA07 ,  5C072FB23 ,  5C072NA05 ,  5C072RA16
引用特許:
審査官引用 (3件)

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