特許
J-GLOBAL ID:201703009819046692
トルクセンサ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
平田 忠雄
, 角田 賢二
, 岩永 勇二
, 中村 恵子
, 遠藤 和光
, 野見山 孝
, 伊藤 浩行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-074090
公開番号(公開出願番号):特開2017-187299
出願日: 2016年04月01日
公開日(公表日): 2017年10月12日
要約:
【課題】オフセット電圧によるトルク測定値の誤差の発生を抑制することができるトルクセンサを提供する。【解決手段】トルクセンサ1は、軸方向に対して所定角度傾斜した複数の第1傾斜案内路30と、軸方向に対して反対方向に所定角度傾斜した複数の第2傾斜案内路31とが形成されたボビン3と、第1傾斜案内路30に沿って絶縁電線8をボビン3に巻き付けて形成される第1及び第4検出コイル4,7と、第2傾斜案内路31に沿って絶縁電線8をボビン3に巻き付けて形成される第2及び第3検出コイル5,6とを備え、第1乃至第4検出コイル4〜7は、それぞれがボビン3の外周に積層された複数の層にわたって形成され、第1及び第4検出コイル4,7のそれぞれの層間に第2及び第3検出コイル5,6の層が介在し、第2及び第3検出コイル5,6のそれぞれの層間に第1検出コイル4及び第4検出コイル7の層が介在している。【選択図】図3
請求項(抜粋):
磁歪特性を有する回転軸の周囲に取り付けられ、前記回転軸に付与されたトルクを測定するトルクセンサであって、
前記回転軸と離間して同軸に設けられ、中空円筒状に形成されるとともに、その外周面に軸方向に対して所定角度傾斜した複数の第1傾斜案内路と、軸方向に対して前記第1傾斜案内路と反対方向に前記所定角度傾斜した複数の第2傾斜案内路とが形成された非磁性体からなるボビンと、
前記第1傾斜案内路に沿って絶縁電線を前記ボビンに巻き付けて形成される第1検出コイル及び第4検出コイルと、
前記第2傾斜案内路に沿って絶縁電線を前記ボビンに巻き付けて形成される第2検出コイル及び第3検出コイルとを備え、
前記第1乃至第4検出コイルは、それぞれが前記ボビンの外周に積層された複数の層にわたって形成されており、
前記第1検出コイル、前記第2検出コイル、前記第4検出コイル、及び前記第3検出コイルが、この順序で環状に接続されてブリッジ回路を構成し、
前記複数の層にわたって形成された前記第1検出コイルの層間に前記第2検出コイル及び前記第3検出コイルの層が介在し、
前記複数の層にわたって形成された前記第2検出コイルの層間に前記第1検出コイル及び前記第4検出コイルの層が介在し、
前記複数の層にわたって形成された前記第3検出コイルの層間に前記第1検出コイル及び前記第4検出コイルの層が介在し、
前記複数の層にわたって形成された前記第4検出コイルの層間に前記第2検出コイル及び前記第3検出コイルの層が介在している、
トルクセンサ。
IPC (1件):
FI (2件):
G01L3/10 301J
, G01L3/10 301M
引用特許:
出願人引用 (4件)
-
トルクセンサ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-017424
出願人:株式会社日立製作所, 日立電線株式会社
-
磁歪式トルクセンサ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-278244
出願人:日立電線株式会社
-
特許第6823746号
前のページに戻る