特許
J-GLOBAL ID:201703010129405108

ラッシュアジャスタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤田 高志
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-186105
公開番号(公開出願番号):特開2014-043803
特許番号:特許第6053395号
出願日: 2012年08月27日
公開日(公表日): 2014年03月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 シリンダヘッドに設けられ、内燃機関の吸気バルブまたは排気バルブを作動させるロッカーアームの揺動支点として機能するラッシュアジャスタであって、 一端側に底部を有し加圧オイルが流れるシリンダヘッド内のオイル流路に連通可能な貫通孔を周壁に有する円筒形状のボディと、 ボディに摺動可能に収容される円筒形状であって、周壁にボディの前記貫通孔に連通可能な加圧オイルの導入孔を有し、内側にこの導入孔を介して加圧オイルが流入するリザーバ室を有し、一端側に加圧オイルの排出孔が形成され前記ロッカーアームの揺動支点になるピボットを有し、他端側に前記リザーバ室内の加圧オイルが流出可能な連通路が形成されこの連通路が閉塞されるとボディの前記底部との間で高圧室が区画形成される隔壁を有するプランジャと、 プランジャの前記高圧室に収容されてプランジャの前記連通路の開口部を閉塞し前記リザーバ室に流入した加圧オイルが所定圧に達するとこの開口部を開放して前記高圧室に加圧オイルを流入させるバルブ機構と、 プランジャの前記ピボットがボディから突出する方向にバルブ機構とともにプランジャを付勢して前記ロッカーアームに前記ピボットを当接させるスプリングと、を備え、 前記ボディの周壁には、前記貫通孔の位置よりも前記周壁の開口部側に短軸状のピンを挿通可能なピン挿入孔が形成され、前記プランジャの周壁には、プランジャの摺動方向に線状に延びて前記ピン挿入孔に挿通される前記ピンの挿入先端を係止可能で前記ピボットの突出限度を決めるとともに、前記ピボットの突出限度を決める一端側から前記ピボットの方向に延びる他端側に向かって徐々に深さが増すように溝底が傾斜しているキー溝が形成され、前記シリンダヘッドには、前記ボディを摺接させて挿入可能な円筒穴およびこの円筒穴に連通し前記ピンの外径よりも僅かに幅広で円筒穴の径方向外側に延びる長溝が形成されており、 前記ピンが前記ピン挿入孔に挿通されて前記キー溝に前記挿入先端が挿入されている当該ラッシュアジャスタを、前記シリンダヘッドの円筒穴に組み付ける場合、前記ボディから突出する前記ピンの突出後端が前記シリンダヘッドの長溝に収容されることを特徴とするラッシュアジャスタ。
IPC (2件):
F01L 1/245 ( 200 6.01) ,  F01L 1/255 ( 200 6.01)
FI (3件):
F01L 1/245 E ,  F01L 1/245 C ,  F01L 1/255 G
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-283708
  • ラッシュアジャスタ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-108267   出願人:株式会社オティックス

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