特許
J-GLOBAL ID:201703010530744829

能動マイクロ波装置及び検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩谷 龍
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-533097
公開番号(公開出願番号):特表2017-508949
出願日: 2014年11月17日
公開日(公表日): 2017年03月30日
要約:
衣服の下又は手荷物内に隠されている潜在的危険物及び/又は爆発物を検出する方法又はシステムを開示する。マイクロ波放射線の発信、反射及び受信を通して標的領域の三次元画像を構成することが可能である。得られた画像により、移動している人及びその人物が身に着けた状態で隠している可能性のある任意の誘電性物体の輪郭が示される。誘電性物体から反射されるマイクロ波の位相と振幅を測定することにより、隠匿物を通過するマイクロ波の光路を決定することが可能であり、それにより、標的領域の三次元マイクロ波画像が作成される。検出精度を向上させるために、複数の発信機と受信機を同時に使用すること、またビデオ画像をマイクロ波画像上に重ね合わせることも可能である。本発明は、全国の特に大量輸送機関及び大規模な公共イベント開催地において、保安及び安全のために使用することができる。
請求項(抜粋):
内層と外層との間に位置する被検空間内に隠匿されている物体を探知する方法であって、 マイクロ波(MW)発生源から前記被検空間に向けてMW信号を送信し、送信されたMW信号が前記外層上で部分的に反射され前記内層上で部分的に反射されること; 前記外層及び内層により反射されたMW信号である第1及び第2の応答信号をMW受信機で受信し、受信された第1及び第2の応答信号が、前記被検空間の前記外層及び内層に対応する第1及び第2の三次元画像に対応していること; P1=(A2-A1)及びP2=(B2-B1)で表される少なくとも2つの距離P1及びP2(ただし、A1は第1MWビームが前記外層で反射する点であり、A2は同じ第1MWビームが前記内層で反射する点であり、B1は第2MWビームが前記外層で反射する点であり、B2は同じ第2MWビームが前記内層で反射する点であり、A1とB1は所定の距離Sを隔てた位置にあるものとする)を求めること; P1とP2の差分Dを算出すること; 前記差分Dを所定の閾値Tと比較すること; ならびに、 前記差分Dが前記閾値Tより大きいか否かを示すこと を特徴とする方法。
IPC (4件):
G01S 13/89 ,  G01S 13/86 ,  G01V 3/12 ,  G01S 13/88
FI (4件):
G01S13/89 ,  G01S13/86 ,  G01V3/12 A ,  G01S13/88
Fターム (19件):
2G105AA01 ,  2G105BB14 ,  2G105CC01 ,  2G105DD02 ,  2G105EE02 ,  2G105GG01 ,  2G105HH06 ,  5J070AC02 ,  5J070AC12 ,  5J070AC13 ,  5J070AD03 ,  5J070AE09 ,  5J070AF01 ,  5J070AH14 ,  5J070AH31 ,  5J070AK22 ,  5J070BD08 ,  5J070BE01 ,  5J070BG11
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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