特許
J-GLOBAL ID:201703010623023919

溶融製品の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 松井 光夫 ,  村上 博司
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-520763
特許番号:特許第6049713号
出願日: 2012年07月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】下記工程、 a)出発装填物を形成するように原料を混合すること、 b)工程b1)または工程b2)を行うこと、ここで、 工程b1)は工程e)の終わりに得られる溶融製品の融点Tmより高い温度Tmlで液状物質が得られるまで上記出発装填物を酸化性の環境で溶融することから成る、 工程b2)は、工程c)の終わりに得られる溶融製品の融点Tmより高い温度Tmlで液状物質が得られるまで上記出発装填物を酸化性の環境で溶融することから成り、ここで、溶融製品の式が、e=0であり、GがFeであり、かつXがPであるところのものであり、工程b2)の該温度Tmlが、 元素Feがその重量の97%超までFePO4・nH2O(0≦n≦6)によって供給されるならば、Tmlは1250°Cより高く、かつ1350°C未満であり、または 元素Feがその重量の3%超までFe2O3によって供給されるならば、Tmlは1350°Cより高く、または 元素Feがその重量の5%超までFe3O4によって供給されるならば、Tmlは1350°Cより高く、または 元素Feがその重量の97%超までFeOによって供給されるならば、Tmlは1100°C未満であり、または 元素Feがその重量の97%超までFeOとFePO4・nH2O(0≦n≦6)との混合物によって供給され、該混合物が97%未満のFePO4・nH2O(0≦n≦6)を含むならば、Tmlは1250°Cより高く、かつ1350°C未満である、 c)上記液状物質が完全に固化するまで冷却して、アモルファス相の量が80重量%未満である溶融製品を得ること、 d)任意的に、上記溶融製品を粉砕することおよび/または粒度選択すること、 e)上記溶融製品の融点Tm未満であり、かつTm-800°C、またはもしTm-800°Cが500°C未満ならば500°Cと、Tm-50°Cとの間のプラトー温度で、90分超の上記プラトーでの保持時間の間、還元性の環境で上記溶融製品を熱処理すること、ただし、工程b1)が行われる場合には工程e)が行われ、工程b2)が行われる場合には工程e)が任意である、 f)上記溶融製品を破砕することおよび/または粉砕することおよび/または粒度選択すること、 を含む、溶融製品の製造法であって、 工程a)での原料および任意的に工程b)での気体環境が、上記溶融製品が、式(Li1-aAa)1+x(G1-bJb)y[(XO4)1-dDd]zEeの1の同じ結晶相またはLAGJXODE相から99.3重量%超まで成る結晶部分を有するように決定され、ここで、 Liは元素リチウムであり、 Aは、元素Na、K、Hおよびそれらの混合物から選択される、リチウムの置換成分であり、aは0.2以下であり、 Gは元素Fe、Mn、Ni、Co、Vおよびそれらの混合物から選択され、 JはNb、Y、Mg、B、Ti、Cu、Crおよびそれらの混合物から選択される、Gの置換成分であり、bは0.5以下であり、 XO4はオキソアニオンであり、Oは酸素元素を示し、Xは元素P、S、Si、Nb、Moおよびそれらの混合物から選択され、 Dは、アニオンF-、OH-、Cl-およびそれらの混合物から選択され、dは0.35以下であり、 Eは元素F、元素Cl、OH基およびそれらの混合物から選択され、 0≦e≦2、 -0.2≦x≦2、 0.9≦y≦2、 1≦z≦3 である、上記方法。
IPC (2件):
C01B 25/45 ( 200 6.01) ,  H01M 4/58 ( 201 0.01)
FI (2件):
C01B 25/45 Z ,  H01M 4/58
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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引用文献:
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