特許
J-GLOBAL ID:201703011100118866
フェノール樹脂発泡板
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
佐伯 義文
, 森 隆一郎
, 大槻 真紀子
, 川越 雄一郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-245914
特許番号:特許第6114871号
出願日: 2016年12月19日
要約:
【課題】難燃性に優れ、かつ面材が剥離しにくいフェノール樹脂発泡板を提供する。
【解決手段】フェノール樹脂の発泡層と、前記発泡層の少なくとも一方の表面に直接積層した面材とを備えるフェノール樹脂発泡板であって、前記面材がガラス繊維を含む面材であり、前記面材の総質量に対しガラス繊維の含有量が10質量%以上であり、前記面材の少なくとも発泡層と接する部分に下記化合物(1)が存在しており、前記面材における化合物(1)の含有量が1g/m2以上40g/m2以下であり、MD方向における発泡層と面材との剥離強度PMと、TD方向における発泡層と面材との剥離強度PTとが(2)式を満たすフェノール樹脂発泡板。化合物(1):リン酸グアニジン、リン酸カルバメート及びケイ酸グアニジンからなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物。0.6≦PM/PT≦1.3・・・(2)
【選択図】なし
請求項(抜粋):
【請求項1】 フェノール樹脂の発泡層と、前記発泡層の少なくとも一方の表面に直接積層した面材とを備えるフェノール樹脂発泡板であって、
前記面材が、ガラス繊維を含む面材であり、
前記面材の総質量に対し、前記ガラス繊維の含有量が10質量%以上であり、
前記面材の少なくとも前記発泡層と接する部分に、下記化合物(1)が存在しており、
前記面材における前記化合物(1)の含有量が1g/m2以上40g/m2以下であり、
MD方向における前記発泡層と前記面材との剥離強度PMと、TD方向における前記発泡層と前記面材との剥離強度PTとが、下記(2)式を満たす、フェノール樹脂発泡板。
化合物(1):リン酸グアニジン、リン酸カルバメート及びケイ酸グアニジンからなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物。
0.6≦PM/PT≦1.3 ・・・(2)
IPC (3件):
C08J 9/14 ( 200 6.01)
, B32B 27/42 ( 200 6.01)
, B32B 5/18 ( 200 6.01)
FI (3件):
C08J 9/14 CFB
, B32B 27/42 101
, B32B 5/18
引用特許: