特許
J-GLOBAL ID:201703011163860040
光学フィルムの製造方法および製造装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人 佐野特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-244404
公開番号(公開出願番号):特開2017-109262
出願日: 2015年12月15日
公開日(公表日): 2017年06月22日
要約:
【課題】長尺斜め配向フィルムの両端部を切断して光学フィルムを取得する際に、光学フィルムの端部におけるヒゲや毛羽立ち、切断時の光学フィルムの破断を抑える。【解決手段】光学フィルムFの製造方法は、切断工程を有する。切断工程では、長尺斜め配向フィルムの幅手方向の両端部Ta・Tbをそれぞれ第1の切断部8aおよび第2の切断部8bによって切断する。切断して残った部分は光学フィルムFとして取得される。上記切断工程では、第1の切断部8aおよび第2の切断部8bのそれぞれにおいて、下刃10bに対する幅手方向の一方の側および他方の側のうち、下刃10bに対するトー角が増大する方向に上刃10aを傾けるにつれて、上刃10aの上記トー角を形成する面Sと長尺斜め配向フィルムFの配向方向とのなす角度θが小さくなる側に、上刃10aを配置し、下刃10bと上刃10aとで長尺斜め配向フィルムFを挟み込んで切断する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
フィルム面内で幅手方向に対して配向方向が傾斜した長尺斜め配向フィルムの前記幅手方向の両端部をそれぞれ第1の切断部および第2の切断部によって切断する切断工程を有し、前記長尺斜め配向フィルムのうち、前記両端部を切断して残った部分を光学フィルムとして取得する光学フィルムの製造方法であって、
前記第1の切断部および前記第2の切断部は、それぞれ、
前記長尺斜め配向フィルムのフィルム面に対して一方の側に配置され、回転軸が前記幅手方向に沿って位置する第1の刃と、
前記フィルム面に対して他方の側に配置され、前記フィルム面内で、前記第1の刃に対するトー角に対応する角度だけ、回転軸が前記幅手方向に対して傾斜した第2の刃とを含み、
前記切断工程では、
前記第1の切断部および前記第2の切断部のそれぞれにおいて、前記第1の刃に対する前記幅手方向の一方の側および他方の側のうち、前記第1の刃に対するトー角が増大する方向に前記第2の刃を傾けるにつれて、前記第2の刃の前記トー角を形成する面と前記長尺斜め配向フィルムの前記配向方向とのなす角度が小さくなる側に、前記第2の刃を配置し、前記第1の刃と前記第2の刃とで前記長尺斜め配向フィルムを挟み込んで切断することを特徴とする光学フィルムの製造方法。
IPC (3件):
B26D 1/24
, G02B 5/30
, B26D 3/00
FI (3件):
B26D1/24 D
, G02B5/30
, B26D3/00 601B
Fターム (10件):
2H149AA02
, 2H149AA18
, 2H149AB26
, 2H149DA02
, 2H149DA12
, 2H149DB33
, 2H149FA04Y
, 2H149FB04
, 2H149FB05
, 2H149FB06
引用特許:
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