特許
J-GLOBAL ID:201703011635690313

エアゾール容器の噴口一体型ボタンキャップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂野 哲三
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-143442
公開番号(公開出願番号):特開2015-016877
特許番号:特許第6193654号
出願日: 2013年07月09日
公開日(公表日): 2015年01月29日
請求項(抜粋):
【請求項1】 エアゾール容器の上端部に装着固定できる押下ボタンを一体的に形成したキャップであって、 キャップ本体(10)は、エアゾール容器の上端部に冠着する冠着部(11)とこの冠着部(11)から上方に延長する一対の側壁部(12, 12)を有し、 押下ボタン(20)は、前記側壁部(12, 12)間に配置され、これら側壁部(12, 12)間の後方側で手指によって押下され、その前方下端部でキャップ本体(10)の冠着部(11)と接続ヒンジ部(30)を介して接続され、 この押下ボタン(20)にはエアゾール容器の内容物を流出させる流出路が形成され、 当該流出路はバルブステムの上端開口部と連結し、上方に延長する第1流出路(21)と、この第1流出路(21)と略直交する方向に設けられた第2流出路(22)とからなり、この第2流出路(22)の出口部が噴口(24)を形成する噴口一体型ボタンキャップにおいて、 前記噴口(24)をキャップ本体(10)の外周部近傍位置まで延長する針状のノズル部(23)を押下ボタン(20)の側面に一体的に形成し、 前記押下ボタン(20)の第1流出路(21)の後方に残留ガス抜き用ステム装着部(28)を設け、 この残留ガス抜き用ステム装着部(28)にバルブステムが当接する当接部は、前記第1流出路(21)にバルブステムが当接する当接部よりも低い位置に設けられ、 押下ボタン(20)の両側前端角部(20k, 20k)が、前記キャップ本体(10)の両側壁部(12, 12)のそれぞれの壁面に設けられた嵌合凹部に嵌合でき、且つ押下ボタン(20)の両側後端角部(20j, 20j)が両側面部(12, 12)のそれぞれの壁面に設けられた係合凸部(12j, 12j)と係合することができ、 これにより、キャップ本体(10)をエアゾール容器から取り外し、押下ボタン(20)を前方に移動させ、前記キャップ本体(10)の嵌合凹部及び係合凸部(12j, 12j)に押下ボタン(20)の両側前端角部(20k, 20k)及び両側後端角部(20j, 20j)を強制嵌合及び強制係合させ、その後、キャップ本体(10)をエアゾール容器に装着固定することにより、押下ボタン(20)の前記残留ガス抜き用ステム装着部(28)がバルブステムに装着され、エアゾール容器内の残留ガスが排出されることを特徴とするエアゾール容器の噴口一体型ボタンキャップ。
IPC (3件):
B65D 83/24 ( 200 6.01) ,  B65D 83/20 ( 200 6.01) ,  B05B 9/04 ( 200 6.01)
FI (3件):
B65D 83/24 ,  B65D 83/20 100 ,  B05B 9/04
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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