特許
J-GLOBAL ID:201703011720217473

循環質量式反応器の作動を向上させる方法及び循環質量式反応器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 辻居 幸一 ,  熊倉 禎男 ,  弟子丸 健 ,  松下 満 ,  倉澤 伊知郎 ,  渡邊 徹
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-550921
特許番号:特許第6152984号
出願日: 2012年01月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】 循環質量式反応器(1)の作動を高める方法であって、 前記循環質量式反応器(1)では、前記循環質量式反応器(1)内に形成された煙道ガスが含んでいる熱の少なくとも一部分を、前記循環質量式反応器(1)内を循環するように構成された流動材料(80)に伝達し、 前記循環質量式反応器(1)は、流動床チャンバ(8)と、流動材料(80)を煙道ガスから分離する分離手段と、戻り導管システム(15,16,19)と、を有し、流動材料を収容する流動床(108)が、前記流動床チャンバの下側部分に設けられ、流動材料は、前記戻り導管システムを介して前記流動床チャンバ(8)に戻され、前記戻り導管システムは、少なくとも1つの冷却戻り導管(15,16)を含み、 前記戻り導管システムにおいて、前記戻り導管システムの中を通る流動材料(80)が含んでいる熱エネルギーの一部分を、前記戻り導管(15,16)内に設けられた熱交換器(115,116)によって、前記循環質量式反応器の中を循環している熱伝達液体に伝達する、方法において、 前記循環質量式反応器(1)内で起こる燃料の燃焼のために、流動床チャンバ(8)を含む下側燃焼チャンバ(89)と、上側燃焼チャンバ(11)と、前記下側燃焼チャンバと前記上側燃焼チャンバを互いに連結する上昇導管(10)とが設けられ、 前記上昇導管(10)、前記分離手段、及び、前記戻り導管システム(15,16,19)は、その少なくともほとんどが下側燃焼チャンバ(89)よりも上に且つ前記上側燃焼チャンバ(11)よりも下に位置するように、前記下側燃焼チャンバ(89)と前記上側燃焼チャンバ(11)の間に配置され、 前記下側燃焼チャンバ(89)及び前記上側燃焼チャンバ(11)は、前記上側燃焼チャンバ(11)からの煙道ガスの放出前に燃料の燃焼を本質的に完了させることができるように寸法決めされ、前記上側燃焼チャンバ内の煙道ガスの平均遅れ時間は、最も好ましくは、0.3〜3.0秒であり、 前記上側燃焼チャンバ(11)の下流において、前記流動材料(80)を煙道ガスから分離し、所望の比で冷却戻り導管(15,16)及び/又は非冷却戻り導管システム(19)を介して前記流動床チャンバ(8)に案内して戻す、方法。
IPC (2件):
F23C 10/04 ( 200 6.01) ,  F27B 15/02 ( 200 6.01)
FI (2件):
F23C 10/04 ,  F27B 15/02
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (12件)
  • 循環流動層ボイラにおけるNOx低減方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-007273   出願人:三井造船株式会社
  • 循環型流動層燃焼炉
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-030853   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特開昭61-240010
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