特許
J-GLOBAL ID:201703012574280997

モータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鎌田 徹 ,  津田 拓真 ,  伊藤 健太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-027050
公開番号(公開出願番号):特開2017-147818
出願日: 2016年02月16日
公開日(公表日): 2017年08月24日
要約:
【課題】レンジ切換機構の可動範囲の限界位置に突き当たるまでモータを回転させる突き当て制御を実行して基準位置を学習するシステムにおいて、低温時に基準位置の学習精度を確保しながら突き当て制御の実行時間を短縮できるようにする。【解決手段】油温センサ33で検出した自動変速機27の油温が所定値以下の低温時に突き当て制御を行う際に、駆動条件切換処理を実行する。この駆動条件切換処理では、突き当て制御の開始から終了までをモータ12の回転角で複数の区間に分ける。そして、複数の区間のうち開始側区間では終了側区間よりもモータ12のトルクを大きくすると共に回転速度を速くすることで、突き当て制御の実行時間を短くする。終了側区間では開始側区間よりもモータ12のトルクを小さくすると共に回転速度を遅くすることで、限界位置に突き当てたときの部品の変形量を小さくして基準位置を精度良く学習できるようにする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
制御対象(11)の駆動源となるモータ(12)と、前記モータの回転に同期してパルス信号を出力するエンコーダ(46)と、前記エンコーダの出力信号のカウント値に基づいて前記モータの通電相を順次切り換えて前記モータを目標位置まで回転駆動する制御部(41)とを備え、前記制御部は、前記制御対象の可動範囲の限界位置に突き当たるまで前記モータを回転させる突き当て制御を実行して基準位置を学習するモータ制御装置において、 前記制御対象の温度又はそれに相関する温度(以下これらを「温度情報」と総称する)を取得する温度情報取得部(33)と、 前記温度情報が所定値以下の低温時に前記突き当て制御を行う際に、該突き当て制御の開始から終了までを前記モータの回転角で複数の区間に分けて該複数の区間のうち開始側区間では終了側区間よりも前記モータのトルクを大きくすると共に回転速度を速くして前記終了側区間では前記開始側区間よりも前記モータのトルクを小さくすると共に回転速度を遅くする駆動条件切換処理を実行する切換部(41)と を備えているモータ制御装置。
IPC (2件):
H02P 6/16 ,  F16H 61/28
FI (2件):
H02P6/02 321N ,  F16H61/28
Fターム (20件):
3J067AA21 ,  3J067AB23 ,  3J067CA28 ,  3J067CA33 ,  3J067DB32 ,  3J067FA06 ,  3J067FA27 ,  3J067FB45 ,  3J067FB78 ,  3J067GA01 ,  5H560AA10 ,  5H560BB04 ,  5H560DA07 ,  5H560HA00 ,  5H560RR10 ,  5H560SS02 ,  5H560TT02 ,  5H560TT11 ,  5H560TT15 ,  5H560XA05
引用特許:
審査官引用 (2件)

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