特許
J-GLOBAL ID:201703013077156669

船舶の過回転抑制制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾 ,  吉澤 憲治
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-056556
特許番号:特許第6173513号
出願日: 2016年03月22日
要約:
【課題】エンジンを保護する船舶の過回転抑制制御装置を提供する。 【解決手段】エンジン60が過回転状態にあるとき、前記過回転状態を基に、エンジン回転速度を前記過回転状態の回転速度以下に抑制するECU50を備え、ECU50は、エンジン60の回転速度とエンジン60のシフト位置に基づいて、過回転領域の回転速度を算出する過回転回転速度算出機能部と、前記過回転領域を所定回数、または所定時間カウントして前記過回転領域の累積カウントを算出し、その算出結果に基づいて、あらかじめ設定された設定値を徐々に下げる過回転回転速度設定機能部と、エンジン60が前記過回転領域となり、カウント数に応じて前記設定値を下げたあと、エンジン60の全開運転状況から、前記過回転領域へ入らなかった場合には徐々に前記設定値をあらかじめ設定された値へ復帰させる過回転復帰判定算出機能部とを有する。 【選択図】図3
請求項(抜粋):
【請求項1】 船舶に搭載されるエンジンの過回転領域の回転速度を抑制する船舶の過回転抑制制御装置において、 前記エンジンの回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、 前記エンジンの全開運転状態を検出するスロットル開度検出手段と、 前記エンジンのシフト位置を検出するシフト位置検出手段と、 前記エンジンの負荷状態を検出する吸気圧検出手段と、 前記エンジン回転数検出手段、前記スロットル開度検出手段、前記シフト位置検出手段、および前記吸気圧検出手段の検出に基づいて、前記エンジンが過回転状態にあるとき、前記過回転状態を基に、エンジン回転速度を前記過回転状態の回転速度以下に抑制する制御手段と、を備え、 前記制御手段は、 前記エンジンの回転速度と前記エンジンのシフト位置に基づいて、前記過回転領域の回転速度を算出する過回転回転速度算出機能部と、 前記過回転領域を所定回数、または所定時間カウントして前記過回転領域の累積カウントを算出し、その算出結果に基づいて、あらかじめ設定された過回転設定値を徐々に下げて更新した過回転設定値とする過回転回転速度設定機能部と、 前記エンジンが前記過回転領域となり、カウント数に応じて前記あらかじめ設定された過回転設定値を前記更新した過回転設定値としたあと、前記エンジンの全開運転状況から前記過回転領域へ入らなかった場合には、前記更新した過回転設定値を徐々に前記あらかじめ設定された過回転設定値へ復帰させる過回転復帰判定算出機能部と、を有することを特徴とする船舶の過回転抑制制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/22 ( 200 6.01) ,  F02D 45/00 ( 200 6.01) ,  F02D 29/02 ( 200 6.01) ,  B63H 21/21 ( 200 6.01)
FI (7件):
F02D 41/22 330 E ,  F02D 41/22 310 E ,  F02D 45/00 345 F ,  F02D 45/00 305 A ,  F02D 45/00 314 N ,  F02D 29/02 A ,  B63H 21/21
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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