特許
J-GLOBAL ID:201703013167300904

自動電圧調整器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 皆川 祐一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-015290
特許番号:特許第6109976号
出願日: 2016年01月29日
要約:
【課題】過電流による界磁回路部の損壊を抑制できる、自動電圧調整器を提供する。 【解決手段】ダイオードブリッジ61,62を含む整流回路により、交流発電機2の出力電圧が整流されて、交流発電機の界磁巻線に励磁電流を供給するための直流電圧が生成される。界磁巻線に供給される励磁電流は、励磁用MOSFET93のオン/オフにより調節される。この励磁電流の調節により、交流発電機の出力電圧が調整される。低圧側給電線92に所定電流値以上の過電流が流れて、オペアンプ122による増幅後の電圧が予め設定された基準電圧よりも高くなると、励磁用MOSFET93が強制的にオフにされる。そして、励磁用MOSFET93に所定電流値以上の電流が流れている間、励磁用MOSFET93がオフに維持される。これにより、交流発電機の界磁巻線に励磁電流が供給されず、交流発電機の発電が停止する。 【選択図】図3
請求項(抜粋):
【請求項1】 交流発電機の出力電圧を調整する自動電圧調整器であって、 前記交流発電機の界磁巻線に励磁電流を供給する界磁回路部を含み、 前記界磁回路部は、 前記交流発電機の出力電圧を整流して直流電圧を生成する整流回路と、 前記整流回路が生成する直流電圧により前記界磁巻線に供給される励磁電流を調節するためにオン/オフされるスイッチング素子と、 前記スイッチング素子に所定電流値以上の電流が流れていることを検出する電流検出回路と、 前記電流検出回路により前記所定電流値以上の電流が流れていることが検出されている間、前記スイッチング素子をオフに維持する強制オフ回路と、 リレーのオン/オフにより信号の出力/停止が切り替わる信号出力回路と、 前記電流検出回路により前記所定電流値以上の電流が流れていることが検出されている間、前記リレーをオンに維持するリレーオン回路とを備え、 前記電流検出回路は、検出信号を出力するコンパレータを含み、 前記強制オフ回路および前記リレーオン回路には、前記コンパレータから出力される検出信号が並列に入力される、自動電圧調整器。
IPC (1件):
H02P 9/30 ( 200 6.01)
FI (1件):
H02P 9/30 L
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-045200
  • 特開昭55-155597
  • 交流発電機の自動電圧調整器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-105846   出願人:株式会社根岸製作所
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