特許
J-GLOBAL ID:201703013316878590

半地下型道路上の人工地盤の構築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 良和
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-255735
特許番号:特許第6166454号
出願日: 2016年12月28日
要約:
【課題】供用中の道路交通を完全に遮断することなく半地下型道路の上に人工地盤を低コストで構築する。 【解決手段】半地下型道路の両側の土留擁壁2a、2bの距離Lを支間長とする単純桁として設計した圧縮側に鉄骨鋼材を配設したSPC桁3を前記支間長がl/2より短い桁長とし、SPC桁3の先端部には端面から突出する連結用鉄骨32と連結PC鋼材を通すシース34が設けてあり、このSPC桁3を土留擁壁2a、2bから道路中央に設けた仮受台15に掛け渡し、連結用鉄骨32同士を連結し、連結部にコンクリー打設して固化させ、シース34に前記連結PC鋼材を挿入してプレストレスを導入して連結一体化して仮受台15を撤去し、土留擁壁2a、2bの間に前記単純桁を形成する。このSPC桁3を多数道路の上に構築して前記半地下型道路の上に人工地盤10を構築する。 【選択図】図2
請求項(抜粋):
【請求項1】両脇に擁壁を有する半地下型道路の上に人工地盤を構築する方法であって、圧縮側に鉄骨鋼材を配設したプレキャストコンクリートPC桁(SPC桁)を擁壁間の距離(L)を支間長とする単純桁として断面を設計し、この断面であって桁長が支間長の半分(L/2)未満のSPC桁であって、先端部に先端面から突出する連結用鉄骨と連結PC鋼材用シースが設けてあり、少なくとも上下各一車線の通行帯を確保してその他を通行止めとして作業帯を確保し、SPC桁を一方の土留擁壁から道路の中央に設置した仮受台の間に掛け渡し、通行止めの車線を切り替えて作業帯を変更して他方の土留擁壁からもSPC桁を仮受台に掛け渡して対向配置し、SPC桁の先端部から突出した連結用鉄骨同士を連結すると共に、前記連結PC鋼材用シースに連結PC鋼材を挿入配設し、対向配置したSPC桁の間にコンクリートを打設して硬化させ、連結PC鋼材を緊張定着してプレストレスを付与して連結用鉄骨と連結PC鋼材を含む複合構造連結部を形成することによってSPC桁を連結一体化して支間長をLとする擁壁間のSPC単純桁を形成した後に、仮受台を撤去することを特徴とする半地下型道路の上に人工地盤を構築する方法。
IPC (2件):
E01D 21/00 ( 200 6.01) ,  E01D 2/02 ( 200 6.01)
FI (2件):
E01D 21/00 B ,  E01D 2/02
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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