特許
J-GLOBAL ID:201703013430848480

ニッケル基耐熱超合金

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西澤 利夫 ,  續 成朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-243048
公開番号(公開出願番号):特開2017-075403
出願日: 2016年12月15日
公開日(公表日): 2017年04月20日
要約:
【課題】製造プロセス面で大幅に簡略化可能な鋳造鍛造法において、耐熱特性面およびコスト面で粉末冶金法を凌ぐニッケル基耐熱合金の開発を鋭意検討し、鋳造鍛造法により作製されたニッケル基耐熱合金においても粉末冶金法により作製した合金の耐熱特性を凌駕するニッケル基耐熱合金を見出す。【解決手段】鋳造鍛造法によるニッケル基耐熱超合金の製造方法であって、原料を真空誘導溶解、エレクトロスラグ再溶解および真空アーク再溶解により溶解し、インゴットを作製する工程、前記インゴットを1200°C程度で均質化熱処理する工程、前記均質化熱処理したインゴットを平均1100°Cで鍛造する工程、および前記鍛造して得られた鍛造材をγ’固溶温度の93%以上100%未満で溶体化処理した後に時効熱処理する工程を含む。【選択図】なし
請求項(抜粋):
鋳造鍛造法によるニッケル基耐熱超合金の製造方法であって、 原料を真空誘導溶解、エレクトロスラグ再溶解および真空アーク再溶解により溶解し、インゴットを作製する工程、 前記インゴットを1200°C程度で均質化熱処理する工程、 前記均質化熱処理したインゴットを平均1100°Cで鍛造する工程、および 前記鍛造して得られた鍛造材をγ’固溶温度の93%以上100%未満で溶体化処理した後に時効熱処理する工程 を含み、 前記ニッケル基耐熱超合金は、組成が、2.0質量%以上25.0質量%以下のクロム、0.2質量%以上7.0質量%以下のアルミニウム、19.5質量%以上55.0質量%以下のコバルト、および[0.17×(コバルトの含有質量%-23)+3]質量%以上[0.17×(コバルトの含有質量%-20)+7]質量%以下でかつ5.1質量%以上のチタンを含み、10質量%以下のモリブデンと10質量%以下のタングステンのいずれか一方または両方を含み、残余がニッケルおよび不可避的不純物からなることを特徴とするニッケル基耐熱超合金の製造方法。
IPC (5件):
C22F 1/10 ,  C22B 9/18 ,  C22B 9/20 ,  C22C 19/05 ,  C22C 19/07
FI (6件):
C22F1/10 H ,  C22B9/18 Z ,  C22B9/20 ,  C22F1/10 J ,  C22C19/05 C ,  C22C19/07 H
Fターム (6件):
4K001AA19 ,  4K001FA01 ,  4K001FA10 ,  4K001GA14 ,  4K001GA16 ,  4K001GA17
引用特許:
審査官引用 (1件)

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