特許
J-GLOBAL ID:201703014022529470
シール付転がり軸受ユニットの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人栄光特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-199269
公開番号(公開出願番号):特開2015-064088
特許番号:特許第6135424号
出願日: 2013年09月26日
公開日(公表日): 2015年04月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 互いに同心に配置された状態で相対回転する回転側軌道輪及び静止側軌道輪と、前記回転側軌道輪と前記静止側軌道輪との互いに対向する周面同士の間に存在する軸受内部空間に転動自在に設けられた複数個の転動体と、前記軸受内部空間の端部開口を塞ぐ、スリンガ及びシールリングから成る組み合わせシールリングとを備え、前記スリンガは、金属板を断面L字形で全体を円環状に構成し、前記回転側軌道輪の周面に嵌合固定される回転側円筒部を有しており、前記シールリングは、芯金と、この芯金に基端部を支持されたシールリップを有する弾性材とを備え、前記芯金は、金属板を断面L字形で全体を円環状に構成し、前記静止側軌道輪の周面に嵌合固定される静止側円筒部を有しており、前記弾性材は、前記静止側円筒部の軸受外部側の周面を被覆して前記静止側軌道輪の周面と嵌合するガスケット部を備えるシール付転がり軸受ユニットの製造方法であって、
前記静止側円筒部には、前記組み合わせシールリングを前記静止側軌道輪に嵌合する際に、前記軸受内部空間と軸受外部とを連通して前記軸受内部空間の空気を軸受外部に排気する排気溝が周方向の複数個所に設けられており、
前記排気溝を形成するため、前記静止側円筒部の加工時に該静止側円筒部を保持するコレットチャックの各保持部の稜部に、径方向に突出する爪部を設け、
前記静止側円筒部を掴んだ前記コレットチャックから該静止側円筒部を引き抜いて前記静止側円筒部に前記排気溝を形成する事を特徴とするシール付転がり軸受ユニットの製造方法。
IPC (2件):
F16C 33/78 ( 200 6.01)
, F16C 19/18 ( 200 6.01)
FI (3件):
F16C 33/78 Z
, F16C 33/78 K
, F16C 19/18
引用特許:
出願人引用 (3件)
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転がり軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願2011-164346
出願人:株式会社ジェイテクト
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密封シール付き転がり軸受ユニット
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-097538
出願人:日本精工株式会社
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連鋳機用密封装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-321554
出願人:エヌオーケー株式会社
審査官引用 (3件)
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転がり軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願2011-164346
出願人:株式会社ジェイテクト
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密封シール付き転がり軸受ユニット
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-097538
出願人:日本精工株式会社
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連鋳機用密封装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-321554
出願人:エヌオーケー株式会社
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