特許
J-GLOBAL ID:201703014023054883

ガス系消火設備用の消音機能を有する噴射ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人東京アルパ特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-045476
特許番号:特許第6182632号
出願日: 2016年03月09日
要約:
【課題】ガス系消火設備の噴射ヘッドにおいて、ガス放出の際に発生する騒音を抑制する。 【解決手段】ガス流量を制御するオリフィス部120と、多孔質材または繊維状材からなりオリフィス部120の下流側に設けられ消火ガス放出に伴う騒音を抑制する消音部材14と、消音部材14を保護する外殻16とを有し、外殻16は消火ガスを通過させる複数の開口部160を有しており、消音部材14におけるガスが通過する各開口140の断面積を合計した面積は、オリフィス部120の開口120aの断面積よりも大きく、外殻16におけるガスが通過する各開口部160の断面積を合計した面積は、オリフィス部120の開口120aの断面積よりも大きく、外殻16におけるガスが通過する各開口部160の断面積を合計した面積は、消音部材14におけるガスが通過する各開口140の断面積を合計した面積よりも大きいガス系消火設備の噴射ヘッド1である。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 消火ガスの流量を制御するオリフィス部と、多孔質材料または繊維状材料からなり前記オリフィス部の下流側に設けられ消火ガスの放出に伴う騒音を抑制する消音部材と、前記消音部材を保護するための外殻と、を有するガス系消火設備の噴射ヘッドであって、 前記外殻は、消火ガスを通過させ消火対象の空間に放出させるための一つまたは複数の開口部を有しており、 前記消音部材は、内径が異なる複数の筒状部材により構成され、前記複数の筒状部材は、空隙率が等しい材料によって形成され、各筒状部材間の距離が一定に保たれ、 前記外殻は、前記複数の筒状部材のうち最も外側に位置するものよりも外周側に配設され、 前記消音部材を構成する各筒状部材における消火ガスが通過する各開口の断面積を合計した面積は、前記オリフィス部における消火ガスが通過する開口の断面積よりも大きく、 前記外殻における消火ガスが通過する各開口部の断面積を合計した面積は、前記消音部材を構成する各筒状部材における消火ガスが通過する各開口の断面積を合計した面積よりも大きいことを特徴とするガス系消火設備の噴射ヘッド。
IPC (1件):
A62C 31/02 ( 200 6.01)
FI (1件):
A62C 31/02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)
  • ガス消火設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-052442   出願人:エア・ウォーター防災株式会社
  • 消音部材と該部材を利用した消音器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-303497   出願人:大阪冶金興業株式会社, 中川文博
  • 特開昭52-133102

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