特許
J-GLOBAL ID:201703014227963548

磁気センサ、及び、磁気計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山本 尚 ,  稲山 朋宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-072013
公開番号(公開出願番号):特開2017-181412
出願日: 2016年03月31日
公開日(公表日): 2017年10月05日
要約:
【課題】誘起磁界を磁性材料に効率よく作用させることによって、外部磁界を計測するときの感度を向上させることが可能な磁気センサ、及び、磁気センサを備えた磁気計測装置を提供する。【解決手段】磁気センサ5は、磁気異方性を有する磁性材料50、磁性材料50の磁気モーメントのうち、磁性材料50の長手方向Lの成分の時間的変化を検出する第1コイル51、長手方向Lと直交する直交方向Vの成分を有する誘起磁界を通電によって生じさせる第2コイル52を備える。磁性材料50の磁気モーメントは、長手方向Lの成分を有する磁界が作用しない状態で直交方向Lと一致し、長手方向Lの成分を有する磁界が作用した状態で長手方向Lの成分を有し、誘起磁界が生じた状態で、直交方向Vの何れかの向きと一致する。磁性材料50の少なくとも一部は、第2コイル52の芯部54を貫通する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
長手状の部材であって、磁気異方性を有する固体、液体、及び、前記固体と前記液体との複合物の少なくとも何れかを含む磁性材料と、 前記磁性材料の磁気モーメントのうち、前記磁性材料の長手方向の成分の時間的変化を検出する少なくとも1つの第1コイルと、 前記長手方向と直交する直交方向の成分を有する誘起磁界を、通電によって生じさせる少なくとも1つの第2コイルと、 を備えた磁気センサであって、 前記磁性材料の前記磁気モーメントは、 前記長手方向の成分を有する磁界が作用しない状態で、前記直交方向と一致し、 前記長手方向の成分を有する磁界が作用した状態で、前記長手方向の成分を有し、 前記誘起磁界が生じた状態で、前記直交方向の何れかの向きと一致し、 前記磁性材料の少なくとも一部は、前記少なくとも1つの第2コイルの芯部に配置され、 前記芯部は、 1つの第2コイルの内側の部分、又は、 磁気的に結合した複数の第2コイルのそれぞれの内側の部分、及び、前記複数の第2コイルの間の部分を含む共通部分 を示すことを特徴とする磁気センサ。
IPC (2件):
G01R 33/02 ,  G01N 27/72
FI (3件):
G01R33/02 B ,  G01R33/02 D ,  G01N27/72
Fターム (9件):
2G017AA02 ,  2G017AD02 ,  2G017AD69 ,  2G017BA05 ,  2G053AB01 ,  2G053CA03 ,  2G053CB13 ,  2G053DA01 ,  2G053DB02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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