特許
J-GLOBAL ID:201703015137264655

結晶構造解析用試料の作製方法、及び官能基を有する有機化合物の分子構造決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大石 治仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-046707
公開番号(公開出願番号):特開2017-083172
出願日: 2014年03月10日
公開日(公表日): 2017年05月18日
要約:
【課題】官能基を有する有機化合物の分子構造を決定する際に有用な結晶構造解析用試料を作製する方法、及び、この方法によって得られた結晶構造解析用試料を用いる、官能基を有する有機化合物の分子構造を決定する方法。【解決手段】官能基を有する有機化合物の分子構造を決定するための結晶構造解析用試料の作製方法であって、1若しくは2以上の分子鎖、又は、1若しくは2以上の分子鎖及び骨格形成性化合物によって構成された三次元骨格と、該三次元骨格によって仕切られて形成された、三次元的に規則正しく整列した、細孔及び/又は中空とを有し、前記三次元骨格が、前記官能基と相互作用する官能基を、前記細孔及び/又は中空内に有する多孔性化合物の単結晶を、前記有機化合物を含む溶媒溶液と接触させることにより、前記有機化合物の分子が、前記単結晶の細孔及び/又は中空内に、規則的に配列されてなる結晶構造解析用試料を作製する工程を有する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
官能基(a)を有する有機化合物(A)の分子構造を決定するための結晶構造解析用試料の作製方法であって、 1若しくは2以上の分子鎖、又は、1若しくは2以上の分子鎖及び骨格形成性化合物によって構成された三次元骨格と、該三次元骨格によって仕切られて形成された、三次元的に規則正しく整列した、細孔及び/又は中空とを有し、前記三次元骨格が、前記官能基(a)と相互作用する官能基(b)を、前記細孔及び/又は中空内に有する多孔性化合物の単結晶を、前記有機化合物(A)を含む溶媒溶液と接触させることにより、 前記有機化合物(A)の分子が、前記単結晶の細孔及び/又は中空内に、規則的に配列されてなる結晶構造解析用試料を作製する工程を有すること を特徴とする結晶構造解析用試料の作製方法。
IPC (1件):
G01N 23/205
FI (1件):
G01N23/205
Fターム (9件):
2G001AA01 ,  2G001BA18 ,  2G001CA01 ,  2G001DA09 ,  2G001FA02 ,  2G001GA13 ,  2G001KA08 ,  2G001LA01 ,  2G001MA10

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