特許
J-GLOBAL ID:201703015277578455
任意ラグランジュ・オイラー法(ALE)における要素細分化法およびシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
加藤 秀忠
, 金高 善子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-022897
公開番号(公開出願番号):特開2013-164848
特許番号:特許第6043198号
出願日: 2013年02月08日
公開日(公表日): 2013年08月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】 有限要素解析(FEA)モデルの任意ラグランジュ・オイラー法(ALE)要素を細分化する方法であって、前記有限要素法は物理的領域の物理的現象をシミュレートする時間進行シミュレーションにおいて用いられるものであり、
前記ALE要素を細分化する方法は、
ALEに基づくFEAアプリケーションモジュールがインストールされたコンピュータシステムにおいて複数のALE要素によって物理的領域を表すFEAモデルを受け取るステップであって、ALE要素のそれぞれは六つの要素面を有する8ノードのソリッド有限要素であるステップと、
ユーザ特定条件に応じたFEAモデルを用いる時間進行シミュレーションの実行により、物理的領域のシミュレートされた物理的現象を取得するステップと、
を備える方法であり、
前記時間進行シミュレーションの実行が、
ユーザ定義の作動条件の検出に応じて細分化する工程であって、ALE要素のうちのいくつかを、ALE要素のうちのいくつかのそれぞれを複数の子要素へと分割することによって、細分化する段階と、ALE要素の前記それぞれの隣接要素のリストを決定するとともに生成し、ALE要素の前記それぞれのどの要素面が細分化されていない隣接要素のすぐ隣であるかを決定する段階と、備える細分化工程と、
各時間ステップの第一ソリューションフェーズにおいて、FEAモデルのFEAの実行により、シミュレートされた応答をALE要素の前記それぞれの変形したノード位置の形式で取得する工程と、
前記各時間ステップの第二ソリューションフェーズにおいて、シミュレートされた応答を他のFEAメッシュにマッピングする工程と、
を備えており、
前記マッピング工程は、
前記変形したノード位置と前記他のFEAメッシュのノード位置に基づいてALE要素の前記それぞれの各要素面における少なくとも一つの材料フラックスを演算する段階と、
前記各要素面においてドナーと少なくとも一つの対応するレセプターとを決定する段階であって、該決定段階においては前記少なくとも一つの材料フラックスが前記ドナーから流出して前記少なくとも一つの対応するレセプターへと流入する段階と、
前記各要素面が細分化されていない要素と細分化された要素との間に位置する場合、前記少なくとも一つの対応するレセプターにおいて受け取られる前記少なくとも一つの材料フラックスの各部分を演算し、その他の場合は該各部分を前記ドナーにおいて演算する段階と、
前記各部分を前記ドナーから前記少なくとも一つの対応するレセプターへと分配する段階と、
を備えている方法。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
引用文献:
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