特許
J-GLOBAL ID:201703015346210180

配列操作のための系、方法および最適化ガイド組成物のエンジニアリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 村山 靖彦 ,  実広 信哉 ,  阿部 達彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-165304
公開番号(公開出願番号):特開2017-205127
出願日: 2017年08月30日
公開日(公表日): 2017年11月24日
要約:
【課題】1つには、多彩な用途の配列ターゲティングのための代替的で堅牢な系および技術の必要性に対処し、関連する利点を提供すること。【解決手段】本発明は、配列および/または標的配列の活性の操作のための系、方法、および組成物を提供する。一部がCRISPR複合体の1つ以上の成分をコードするベクターおよびベクター系、ならびにそのようなベクターを設計および使用する方法が提供される。真核細胞中のCRISPR複合体形成を指向する方法およびCRISPR-Cas系を利用して正確な突然変異を導入することにより規定の細胞を選択する方法も提供される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
クラスター化等間隔短鎖回分リピート(CRISPR)-CRISPR関連(Cas)(CRISPR-Cas)ベクター系であって、 I. CRISPR-Cas系キメラRNA(chiRNA)ポリヌクレオチド配列をコードするヌクレオチド配列に作動可能に結合している第1の調節エレメントであって、 前記ポリヌクレオチド配列が、 (a)真核細胞中の標的配列にハイブリダイズする、10〜30ヌクレオチドの長さを有するガイド配列、 (b)トランス活性化CRISPR RNA(tracr)メイト配列、及び (c)tracrRNA配列 を含み、 (a)、(b)及び(c)が、5’から3’配向で配置されており、 前記tracrRNA配列が、50以上のヌクレオチドの長さを有する、 第1の調節エレメントと、 II. 真核細胞の核中の検出可能な量のII型Cas9タンパク質の蓄積をドライブするために十分な強度の、1つ以上の核局在化配列を含む前記Cas9タンパク質をコードするヌクレオチド配列に作動可能に結合している第2の調節エレメントと を含む1つ以上のベクターを含み; 成分I及びIIは、前記系の同じ又は異なるベクター上に位置し; 前記ヌクレオチド配列が転写されると: 前記chiRNAは、前記II型Cas9タンパク質へと集合し、前記II型Cas9タンパク質と複合体を形成し、 前記tracrメイト配列は、前記tracrRNA配列にハイブリダイズし、 前記ガイド配列は、前記真核細胞中の前記標的配列への配列特異的結合を指向し、 それによって、(1)前記真核細胞中の前記標的配列にハイブリダイズされる前記ガイド配列、及び(2)前記tracrRNA配列にハイブリダイズされる前記tracrメイト配列と複合体形成している前記II型Cas9タンパク質を含むCRISPR複合体が形成される、 CRISPR-Casベクター系。
IPC (1件):
C12N 15/09
FI (1件):
C12N15/00 A
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
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