特許
J-GLOBAL ID:201703015565904960

撥水性衣類の製造方法及び撥水性衣類

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-163708
公開番号(公開出願番号):特開2017-040026
出願日: 2015年08月21日
公開日(公表日): 2017年02月23日
要約:
【課題】衣類全体の撥水性能を確保し、十分な撥水剤を均一かつ強固に固着させ、処理品質及び耐久性の高い撥水処理を行い高度の撥水性を実現する方法の提供。【解決手段】衣類を完成状態である最終衣類まで製作する最終衣類製作工程S1と、撥水溶剤を生成する撥水溶剤生成工程S2〜S4と、撥水溶剤を最終衣類に付着させる撥水溶剤付着工程S5〜S10と、最終衣類から水分を分離し、撥水溶剤を残留させる脱水工程S11と、30°C以下の環境下で所定の時間、低温乾燥を行う第一工程S12,95〜110°Cの環境下で所定の時間、高温乾燥を行う第二工程S13及び120〜160°Cの環境下で所定の時間、撥水剤を最終衣類に固着させる第三工程S14を有する撥水剤固着工程と、を備える撥水性衣類の製造方法。前記撥水剤としてフッ素系撥水撥油剤を用いる撥水性衣類の製造方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
撥水剤を固着させた撥水性を有する撥水性衣類を製造する撥水性衣類の製造方法において、撥水剤の固着対象となる衣類を完成状態である最終衣類まで製作する最終衣類製作工程と、撥水剤を調合して撥水溶剤を生成する撥水溶剤生成工程と、前記最終衣類を少なくとも所定時間にわたって前記撥水溶剤に浸漬し、前記撥水溶剤を前記最終衣類に付着させる撥水溶剤付着工程と、撥水溶剤付着工程の終了後、前記最終衣類から水分を分離し、撥水溶剤Mを残留させる脱水工程と、この脱水工程の終了後、30°C以下の温度環境下で少なくとも所定の設定時間にわたって低温乾燥を行う第一工程,この第一工程の終了後、95〜110°Cの温度環境下で少なくとも所定の設定時間にわたって高温乾燥を行う第二工程,及びこの第二工程の終了後、120〜160°Cの温度環境下で少なくとも所定の設定時間にわたって撥水剤を最終衣類に固着させる第三工程を有する撥水剤固着工程とを具備することを特徴とする撥水性衣類の製造方法。
IPC (3件):
D06M 15/277 ,  A41D 31/00 ,  D06M 15/71
FI (5件):
D06M15/277 ,  A41D31/00 501B ,  A41D31/00 502Q ,  A41D31/00 J ,  D06M15/71
Fターム (4件):
4L033AC03 ,  4L033BA98 ,  4L033CA17 ,  4L033CA22
引用特許:
審査官引用 (2件)

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