特許
J-GLOBAL ID:201703015667650068

回折データの解析方法、コンピュータプログラム及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大石 治仁
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2015071682
公開番号(公開出願番号):WO2016-017770
出願日: 2015年07月30日
公開日(公表日): 2016年02月04日
要約:
本発明は、三次元骨格が結晶構造解析法によって解明されている多孔性化合物の単結晶の細孔等内に、構造を決定する化合物の分子が規則的に配列されてなる結晶構造解析用試料の回折データの解析方法であって、結晶構造解析用試料の空間群として、前記多孔性化合物の単結晶の空間群と同一、又はより対称性が低い空間群を選択するステップ(I)、前記多孔性化合物の単結晶の結晶構造に関する回折データを初期値として用いて、前記結晶構造解析用試料の初期構造を決定するステップ(II)、及び、得られた初期構造を精密化するステップ(III)を含む回折データの解析方法、この方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム、並びに、このプログラムを記録した記録媒体である。本発明によれば、単結晶構造解析法において、回折データを効率よく解析する方法、この方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム、及び記録媒体が提供される。
請求項(抜粋):
三次元骨格と、該三次元骨格によって仕切られて形成された、三次元的に規則正しく整列した細孔及び/又は中空とを有し、前記三次元骨格が結晶構造解析法によって解明されている多孔性化合物の単結晶の細孔及び/又は中空内に、構造を決定する化合物の分子が規則的に配列されてなる結晶構造解析用試料を用いて得られた回折データの解析方法であって、 結晶構造解析用試料の空間群として、前記多孔性化合物の単結晶の空間群と同一の空間群、又は、前記空間群より対称性が低い空間群を選択するステップ(I)、 前記多孔性化合物の単結晶の結晶構造に関する回折データを初期値として用いて、前記結晶構造解析用試料についての初期構造を決定するステップ(II)、及び、 ステップ(II)で得られた初期構造を精密化するステップ(III)、 を含むことを特徴とする回折データの解析方法。
IPC (1件):
G01N 23/205
FI (1件):
G01N23/205 310
Fターム (6件):
2G001AA01 ,  2G001BA19 ,  2G001CA01 ,  2G001GA08 ,  2G001KA08 ,  2G001NA20

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