特許
J-GLOBAL ID:201703015775325408

度目調整編機、及び編地の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 池田 成人 ,  山口 和弘 ,  野田 雅一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-026839
公開番号(公開出願番号):特開2013-189738
特許番号:特許第6114937号
出願日: 2013年02月14日
公開日(公表日): 2013年09月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 編針を経方向に保持したシリンダと、前記シリンダに直交した円盤状の水平面を備えたシンカーベッドと、前記シンカーベッドにおいてシリンダ中心方向を前方として円周上に配置され、前記編針間を径方向に前後動する複数のシンカーと、前記シンカーベッドにおいて、前記シンカーの後方で、円周上に配置され、径方向に前後動することにより前記シンカーへ作用する複数のセレクタージャックと、前記セレクタージャックに作用するアクチュエータと、前記シンカー及び前記セレクタージャックに作用するカムが形成され、前記シンカーベッドを覆うシンカーキャップと、を備え、筒状の編地を編成する度目調整編機において、 第1の編目を形成する際に編糸を保持する第1シンカートップ、及び前記第1の編目よりも小さい編目である第2の編目を形成する際に前記編糸を保持する第2シンカートップが形成されていると共に、コース方向に対応して並べて配置された複数の前記シンカーと、 前記シンカーとは別部材として構成され、前記シンカーが出入りする方向に直線的に延在し、前記シンカーの後方にそれぞれ配置されて、前進することで前記シンカーを前記編針間の所定の位置に配置可能な複数の前記セレクタージャックと、 前記セレクタージャックの下辺に形成され、当該セレクタージャックが選択される際に押圧されるセレクターバットと、 前記セレクタージャックの上辺に形成され、前記セレクターバットとは反対側に張り出すセレクターボスと、 前記セレクターバットが押圧されて押し上げられた前記セレクタージャックの前記セレクターボスに当接して、前記セレクタージャックを、前記シンカー側へ押し出す前記カムと、 前記編針により前記編糸を引き込む場合において、前記第1シンカートップに前記編糸を保持させて前記第1の編目を編成する第1の編成制御、及び、前記第2シンカートップに前記編糸を保持させて前記第2の編目を編成する第2の編成制御を選択的に実行可能な前記アクチュエータと、 前記セレクタージャックが選択される場合に、当該セレクタージャックの前記セレクターバットに当接可能な位置に配置され、前記セレクタージャックが選択されない場合に、当該セレクタージャックの前記セレクターバットに当接しない位置に配置され、前記アクチュエータによって選択的に駆動される選択部材と、 を備え、 前記第1の編目を編成する際において前記第1シンカートップが前記編糸を保持する高さと、前記第2の編目を編成する際において前記第2シンカートップが前記編糸を保持する高さとの差は、0.1〜2.0mmであり、 前記カムは、前記シリンダの径方向の外側、且つ、前記セレクタージャックの周回軌道の上方に配置されており、 前記セレクターバットは、前記コース方向に隣り合う別のセレクタージャックに設けられたセレクターバットとは、前記セレクタージャックの延在する方向において異なる位置に形成され、 前記アクチュエータは、前記選択部材を駆動させて、前記セレクターバットに作用を及ぼし、 前記第1の編成制御において、前記セレクターバットに作用を及ぼさないで、前記第1シンカートップに前記編糸が保持された状態で、前記編針が前記編糸を引き込んで、前記第1の編目を編成し、 前記第2の編成制御において、前記セレクターバットに作用を及ぼし、前記セレクタージャックを上方に押し出して、前記セレクタージャックを前記カムに当接させて前進させ、前記第2シンカートップに前記編糸が保持された状態で、前記編針が前記編糸を引き込んで、前記第2の編目を編成する、度目調整編機。
IPC (1件):
D04B 15/06 ( 200 6.01)
FI (1件):
D04B 15/06 A
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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